googleのAIの日本の感染予想
米Googleは11月17日に、新型コロナウイルス(COVID-19)陽性者数や死亡者数などの予測を日本向けにも公開しました。発表当初はGoogleの予想が大きすぎるように思えましたが、実際は日本の感染拡大はそれ以上でしたが、おおよそ正解でした。
では、今後4週間で日本の感染状況はどうなるとgoogleのAIは予想しているでしょうか。
GoogleのAIは今後28日間で900人近くが死亡すると予想
Googleは厚生労働省の公開データ等をもとに、AIを活用して将来28日間の新規陽性者数や死亡者数等を予測しています。ホームページ上で予測結果を公開しており、毎日更新される予定です。
日本時間の12月17日から1月14日までの予想は次のようになっています。
都道府県別の死亡者及び陽性者数の予想
都道府県別の死亡者及び陽性者数の予想は、次のようになっています。
死亡者数の多い都道府県は、北海道169、大阪134、埼玉76、神奈川69.兵庫68となっています。
それに対して、陽性確認者数が多い都道府県は、東京都2万、大阪1万3千、愛知と北海道が7千、埼玉と神奈川が6千程度となっています。
北海道が最も新規感染者数が増加する予測となっており、1月14日までに新規陽性者が7,008人増加し、169人が死亡するという衝撃的な数字となっています。(なお、私の予想ですと北海道は既にピークを過ぎており、陽性者数・死亡者数ともgoogleのAIよりは低くなると考えています。)
陽性者数が最も多い東京の死亡予想が37人と他の都道府県と比較すると極端に低い低い値となっています。東京都では若者の感染が多く、比較的高齢者の感染が少ない傾向があります。さらに。そもそも東京は若者の人口が多いのです。
→→→感染者の予測ページ
Googleは「完全な予測は不可能だが、他のデータと組み合わせ医療機関等に有効活用してもらいたい」という趣旨でこの予想をしているとのこと。
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