12月11日新型コロナウィルス感染症の状況

経過と近況
3d coronavirus infection spread covid-19 pandemic background

2020年 12月11日 
国内感染者17万2416人 死亡者2513人
世界感染者6889万4596人 死亡者156万9374人

国内2972人の感染確認

全国で2972人の感染が新たに発表されています。
・国内で感染が確認された人は17万2416人
・亡くなった人は2513人

都市部から地方へ感染が広まりつつある。

陽性者数が100人を超える都道府県は、
東京都602、大阪府415、神奈川県214、愛知県242、北海道241、埼玉県188、千葉県151、兵庫県149人です。
陽性者数が多い都道府県は、
福岡県79、沖縄県46、京都府54、静岡県45、群馬県44、宮城県38、岐阜県45、奈良県24、宮城県43、広島県70、長野県29、広島県77、熊本県27、三重県25、鹿児島県30、大分県25人です。

東京や大阪といった大都市だけでなく、地方の都市にも感染が拡大している傾向が見られます。

酒好きな人の欲望を制御できていない

感染の状況から考察すると、感染拡大の最大の原因は、気の緩みです。出歩くことや旅行・スポーツ等をすることが問題でなく、感染対策を怠る気の緩みが問題なのです。 

飲食・スポーツ・喫煙・休憩時のマスクをはずして会話等には特に気を付けてほしいと思います。出張、旅行、イベント等で出かけた先でお酒を伴う飲食をする時にも、感染に十分気をつけてください。

また、疲れている時、激しい運動をした時には抵抗力が落ちています。注意力も低下し、マスクを装着することを忘れがちになります。特に、気を付けてください。

要請程度では酒好きな人の欲望を制御できないため、感染拡大を抑えることが難しいように思われます。行政の対策は、「感染者の数を減少させることに成功しているとは言い難い」状況です。

重症者は全体の1.8%と急増している

重症者は543人(-12)で全体の1.8%で重症者の数から推定される死亡率は、0.5~0.6%となります。

重症患者が急増しています。強毒な新型コロナウィルスが海外から流入しているのかと疑われるほど、重症者はここにきて増加してきています。感染が拡大し高齢者や基礎疾患を持った方の感染が増えていることが原因です。割合は低いですが、全体の感染者が増加しており、当然重症者の絶対数は増加しています。

症状が改善して退院した人などは14万3006人。

東京都602人の感染確認

東京都は10日、602人が都内で新たに新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

 

年齢別感染者数と割合

 

10日の発表では、20歳代と30歳代が多く、20歳代は135人で全体の22%で、30歳代は137人で23%です。東京都の感染確認者の5人に1人は20歳代もしくは30歳代となています。20歳代の感染者が多いのが東京都の特徴でが、今週に入り30歳代の感染も増えてきました。

仕事で疲れている時、大学の部活等で過激にスポーツをした後は抵抗力は落ちています。ほっと一息つく時が危険です。ミーティング中、休憩中、昼食、ロッカルーム・更衣室での着替え等の時には必ずマスクを着用し、出来れば社会的距離も十分確保してほしいと思います。

また、仕事後の接待や飲酒を伴う飲食も感染が拡大しているこの時期には我慢してほしいです。

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62%は感染経路不明

 

62%の375人は、これまでのところ感染経路がわかっていません。
感染経路
不明は、感染が拡大中のサイン。保健所の検疫調査だけでは感染を制御できておらず、市中感染が拡大しているサインです。感染者数は限りなく増加していますが、保健所の職員の数は変わりません。人員を増やすか、戦術を変更するようにして、職員の負担を減らすようにしてください。

健康な人がウィルスを運ぶ

感染しても無症状か軽症で済む49歳以下は419人で全体の69%です。この世代は、感染していても無症状か極めて軽症で済むので多くの患者は感染に気がつかず日常生活を行います。

このように、健康に見える人が普通に生活を行い、感染を広めるのがこの新型コロナウィルス感染症の特徴です。

20歳代から50歳代が市中で感染しウィルスを家庭に持ち込む

社会活動が活発な20歳代から50代までは467人で全体の78%です。この世代が市中で感染しウィルスを家庭に持ち込むのです。大切な家族にウィルスを移さないためにも、仕事帰りの酒を伴う飲食はできるだけ控えてほしいと思います。

高齢者は重症化リスクが高い

高齢者(60歳以上)の感染者数は100人で17%です。高齢者は重症化する確率が高いので、高齢者への感染は避けたいところです。

高齢者は、感染が拡大してきているこの時期は、出来るだけ外出を控え、より危機意識を持って生活してほしいです。

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重篤者は1.1%と重篤者にしては多い

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都内で10日までに感染が確認された4万5529人のうち、入院中の人は9日より65人増えて1885人となり、これまでで最も多くなりました。

都の基準で集計した重篤の患者は、59人(+0)で全体の1.1%でした。

・すでに退院した人や、自宅などでの療養が終わった人は4万375人。

重症者が増えてきている

 

このグラフは東京都のモニタリング項目(7)の重症者の数です。11月24日以降重症者が急激に増えていました。しかし、12月に入り重症者が少なくなってきています。この病気は、高齢の方や基礎疾患等抵抗力・体力の低下が著しい方は致命的に体を破壊します。高齢の方や基礎疾患を持つ方は、人との出会う機会を出来るだけなくすようにしてほしいです。

 

大阪 新型コロナ 415人感染確認

大阪府は、府内で新たに415人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。 

年齢別陽性者数

大阪の感染の傾向はどの年代による感染者数の違いがすくないことです。どの世代も感染者を出していると言えます。

大阪は高齢者の感染者が極めて多い

感染しても無症状か軽症で済む49歳以下は216人で全体の52%です。この世代は、感染していても無症状か極めて軽症で済むので多くの患者は感染に気がつかず日常生活を行います。

このように、健康に見える人が普通に生活を行い、感染を広めるのがこの新型コロナウィルス感染症の特徴です。

社会生活を行う時には、出会った人すべての人が感染者と想定して感染対策を行う必要があります。

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大阪では高齢者も市中感染している可能性がある

社会活動が活発な20歳代から50代までは228人で全体の55%です。この世代が市中で感染しウィルスを家庭に持ち込むのです。大切な家族にウィルスを移さないためにも、仕事帰りの酒を伴う飲食はできるだけ控えてほしいと思います。

60歳以上の感染者数が142人で全体の34%です。高齢者の感染者の割合が極めて高いのが大阪の大きな特徴です。大阪では高齢者も含め、夜になると酒を伴う飲食をどの世代も楽しむ習慣が身に付いているよううです。大阪では高齢者も市中感染し家庭にウィルスを持ち込み感染を広めている可能性を否定できません。市中感染が拡大しているこの時期は、がまんしてほしいものです。

 

高齢者も感染を広める

大阪の方に「大阪では高齢者は不要不急の行動を控えるべきだ」と言ったら、

「新型コロナウィルスを感染させているのは無症状な若者だ」と言い返してきました。

とんでもない誤解です。この病気は後々重症化する患者でも、発病初期には症状が出ず感染に気がついていない人が多いです。症状に気がつかず感染を広めるのは若者だけでなく、感染者全員なのです。

なお、まったく症状が出ず感染に気がつかない人でも、体の中ではウィルスが緩やかに増殖し、肺や神経を破壊しているのです。肺や神経は回復が難しくずっと後遺症が残りますので、この病気をなめてはいけません。

大阪は、重症者が150人(1日の重症者10人)と多い

大阪は、重症者が150人(1日の重症者10人)と極めて多いです。重症病床の使用率が初めて70%を超えました。

このグラフは、東京都と大阪府の新型コロナ陽性確認者の年齢別割合を表したものです。東京が青、大阪が橙色です。

東京都では、感染者の年齢が比較的若く、20歳代から50歳代に集中しています。東京に対して大阪は、50歳以上も感染者の割合が高いです。特に、60歳代、70歳代の感染者が多いことが顕著に分かります。

60歳以上の感染者の割合は、東京都が17%対して、大阪府では34%となっています。大阪は東京と比較して感染者数は少なくても、高齢者の感染者の割合は東京の2倍です。

高齢者は重症化する可能性が高く、医療リソースを多く消耗してしまいます。何としても高齢者の感染は避けたいものです。大阪は東京と比較して極めて深刻な状態となっていますので、高齢者は大着をしないで府の警告を厳守するようにしてください。

北海道 241人感染確認

道内の10日の感染確認は合わせて241人となりました。

10日は、これまでに札幌市が146人、旭川市が23人、函館市が2人、小樽市が1人の感染確認を発表しています。

 

海外

日本時間の10日午後3時の時点で、世界全体で6889万4596人となりました。
また亡くなった人は156万9374人に上っています。

感染者が最も多いのは、アメリカで1538万6562人、インドが976万7371人、ブラジルが672万8452人、ロシアが251万8551人、フランスが237万7913人です。

新型コロナ感染の30代女性 後遺症で毛が抜け頭頂部はまばらに…「外に出るのもつらい」

新型コロナウィルスに感染した人の後遺症の事例

30代半ばの感染者の後遺症の症状が詳しく紹介されている記事がありました。
新型コロナ感染の30代女性 後遺症で毛が抜け頭頂部はまばらに…「外に出るのもつらい」

2か月後に出てきた新型コロナウィルス感染症の後遺症

この記事の事例では次のような後遺症が2.3か月後に出てきたとのこと。

  1. 嗅覚は半分くらい戻ってきた
  2. 甘い、塩辛いはわかるが、コーヒーの香りなどは、はっきりしない
  3. 体のあちこちに湿疹ができる
  4. 一番つらい症状は脱毛洗髪や髪をとかす時、驚くほど髪が抜ける。
    脱毛は想像以上に心の負担になり、他人の目が気になって外に出るのもつらいと涙ながらに訴えた。たしかに脱毛の程度はかなり深刻で、頭頂部の毛髪の密度は、まばらと言えるほどで30代の女性には酷な状況だ。 

コロナはただの風邪ではない

感染後すぐではなく、2~3か月経過してから後遺症の症状が目に見えてくる方が多い。

コロナは“ただの風邪”ではない。まだ表に見えていない後遺症が存在する可能性もある。

治癒したの後も、ずっと後遺症に苦しむ人が多くいる。後遺症に苦しまないためには、絶対に感染しないことである。

【参考】新型コロナ感染の30代女性 後遺症で毛が抜け頭頂部はまばらに…「外に出るのもつらい」

 

コメント

  1. Brian より:

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