11月24日新型コロナウィルス感染症の状況

経過と近況
coronavirus covid-19 pandemic outbreak virus background concept

2020年 11月24日 
国内感染者13万4635人 死亡者1996人
世界感染者5814万3122人 死亡者138万436人 

国内1520人の感染確認

全国で1520人の感染が新たに発表されています。
・国内で感染が確認された人は13万4635人
・亡くなった人は1996人   

都市部で急激に感染拡大し全国に広がりつつある

・感染者数の多い都道府県は、東京都314大阪府281、神奈川県70、愛知県95、埼玉県90、北海道206、兵庫県77、千葉県59、茨城県32、静岡県47人です。

感染の状況から考察すると、感染拡大の最大の原因は、気の緩みです。社会活動をしていても感染しない人もいます。しっかり対策をしているからです。出歩くことやスポーツ等をすることが問題でなく、感染対策を怠る気の緩みが問題なのです。感染拡大は、飲食・スポーツ・喫煙・休憩時のマスクをはずして会話等市中感染であると推定されます。 

 

重症者は全体の1.5%

重症者は331人(+8)で全体の1.5%で重症者の数から推定される死亡率は、0.5~0.6%となる。

重症患者が急増しています。重症者はここにきて増加してきていますが、感染者数の増加の方が大きく割合としては少なくなっています。

若者や社会生活を行う世代が市中で感染しウィルスを家庭に持ち込むパターンが続いています。

症状が改善して退院した人などは11万2269人

東京都 314人の感染確認

東京都は、都内で新たに314人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

53%は感染経路不明

53%の166人は、これまでのところ感染経路がわかっていません。
感染経路不明は、感染が拡大中のサイン。保健所の検疫調査だけでは感染を制御できておらず、市中感染が拡大しています。

若者・勤労者の感染が多いが高齢者の感染も増えてきている

年齢別人数と割合

東京都感染者数割合%
10歳未満51.6
10代319.9
20代6520.7
30代5818.5
40代4113.1
50代6320.1
60代247.6
70代175.4
80代92.9
90以上10.3
合計314100.0

世代別人数と割合

世代別人数割合%
49歳以下20063.7
20~50歳代22772.3
40歳以上15549.4
高齢者60才以上5116.2

入院中の人数・重症者の割合(%)

感染者数38022
退院者数33595
入院/隔離中の人数4427
重症者数41
重症者の割合(%)0.93

健康な人がウィルスを運ぶ

23日の発表では、20代と50代が多く、20代は全体の21%で、50代は全体の20%です。

感染しても無症状か軽症で済む49歳以下は200人で全体の64%です。この世代は、感染していても無症状か極めて軽症で済むので多くの患者は感染に気がつかず日常生活を行います。

このように、健康に見える人が普通に生活を行い、感染を広めるのがこの新型コロナウィルス感染症の特徴です。

出会ったすべての人が感染していると言う前提で感染対策をする必要があります。

社会活動をする20歳代から50歳代が市中で感染しウィルスを家庭に持ち込む

社会活動が活発な20歳代から50代までは227人で全体の72%です。この世代が市中で感染しウィルスを家庭に持ち込むのです。大切な家族にウィルスを移さないためにも、仕事帰りの酒を伴う飲食はできるだけ控えてほしいと思います。

高齢者の感染が増加している

高齢者(60歳以上)の感染者数は51人で16%と少ないですが、感染者全体の人数が増えており、割合は少なくても高齢者の絶対数は増えてきています。高齢者は重症化する確率が高いので、高齢者への感染は避けたいところです。

高齢者は、感染が拡大してきているこの時期は、出来るだけ外出を控え、より危機意識を持って生活してほしいです。

重篤者は0.9%と抑えられている

・都内で23日までに感染が確認された3万8022人のうち、入院中の人は22日より21人増えて1483人です。
重篤の患者は41人(+1)で感染者全体の0.9%となっています。東京都の重篤者はここにきて増加してきていますが、感染者数の増加の方が大きく割合としては少なくなっています。

・すでに退院した人や、自宅などでの療養が終わった人は3万3595人。

 

大阪 新型コロナ 281人感染確認

大阪府は23日、281人が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されたと発表しました。

大阪府によりますと22日の時点で、人工呼吸器の装着やICU=集中治療室での治療などが必要となる重症患者の数は91人となり、これまでで最も多くなっています。

新たな陽性者のうち感染経路が分からない人の割合は76.3%で、今月でもっとも高い割合となりました。
また検査件数に占める新たな陽性者の割合を表す「陽性率」は18.9%でした。

北海道206人感染確認

北海道と札幌、函館、旭川の3市は23日、新型コロナウイルスに206人が感染し、3人が死亡したと発表しました。道内の感染者は計7345人、死者は計152人となった。1日当たりの新規感染者が200人を超えるのは6日連続。

 新規感染者の発表は札幌市が140人、道が41人、旭川市が22人、函館市が3人。

 

海外

日本時間の23日午後3時の時点で、世界全体で5864万9324人となりました。
また、亡くなった人は138万8068人に上っています。

アメリカ、早ければ12月にもワクチン提供開始

アメリカでは、早ければ12月11日から新型コロナウイルスのワクチンが提供される見通しだ。米政府のワクチン開発計画の科学主任、モンセフ・スラウイ博士が22日、明らかにした。

レムデシビルは新型コロナに効くのか?

WHO(世界保健機関)が抗ウイルス薬であるレムデシビルの使用を推奨しないという推奨を出しました。

果たして本当にレムデシビルは新型コロナに無効なのでしょうか?

抗ウイルス薬であるレムデシビルはウイルスの増殖を抑える薬ですので、理論的には発症からなるべく早い時期に投与することで最大限の効果が発揮されます。

劇的に効く治療薬というものではなく、重症化してしまう前になるべく早く投与すればある程度効果は期待できるものなのだろう、というところかと思います。

実際にNIH(アメリカ国立衛生研究所)は中等症および発症から時間があまり経っていない重症に対してレムデシビルを推奨する、という立場を取っています。

 

Go Toトラベル一時停止

政府は、新型コロナウイルスの感染拡大地域を目的地とする「Go Toトラベル」の新規の予約を一時停止する措置の導入を決めていますが、一時停止の対象にすでに予約済みの旅行を加えるかどうかや、キャンセル料が発生しないようにする対策など、具体的な見直しの方向性を、近く公表するため、詰めの作業を進めています。

札幌の「GoToトラベル」一時除外、北海道が受け入れへ

北海道は23日、政府の観光需要喚起策「Go To トラベル」の対象について国の検討要請を踏まえて、札幌市を中心に一時的に除外することを認める方針を固めました。

GoToトラベル、大阪市は除外を

大阪府の吉村洋文知事は23日に出演した読売テレビの番組で、政府の観光需要喚起策「Go To トラベル」事業について「大阪市内は(適用を)一時停止したい」と述べました。

【参考】

英オックスフォード大の新型コロナ・ワクチン、有効率70%

英オックスフォード大学は23日、英製薬会社アストラゼネカと共同開発中の新型コロナウイルス・ワクチンについて、大規模な治験の結果、70%の人が感染症COVID-19を発症しないことが確認されたと発表しました。

オックスフォードとアストラゼネカのワクチンははるかに安価で、普通の冷蔵庫(摂氏2~8度)で保管できるため、世界各地に幅広く普及しやすいことが利点と期待されています。

 

コメント

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