冬の方が新型コロナは流行しやすいのか?

投稿者: | 2020年10月20日

冬の方が新型コロナは流行しやすいのか? 気温や湿度と新型コロナとの関係
忽那賢志感染症専門医 より、より詳しくはそちらをご覧ください。

一般的に呼吸器系ウイルス感染症は冬に増加する

一般的に呼吸器系のウイルス感染症では季節性の変動があり、冬季の乾燥し寒い気候によってウイルスの安定性と伝播力を高めるのと同時に、ヒトの免疫系を弱めるため、増加する傾向にあります。

新型コロナも気温が低い地域ほど感染者数が多い

2020年2月の各都道府県の平均気温と2020年1月の中国からの旅行者の数について検証したところ、気温が低い地域ほど感染者数が多いという関連がみられました。

日本以外でもブラジル、中国、アメリカでも同様に「気温や湿度が低いほど患者数が増加する」という結論が得られた研究結果が報告されています。

平均気温5~11℃で湿度の低い地域で新型コロナの伝播が多く見られる

世界各国の都市の流行と、気温・湿度を検討した研究でも平均気温5~11℃で湿度の低い地域で新型コロナの伝播が多く見られているという結果でした。

166カ国の気温・湿度と感染者・死亡者の数との関係を検討した別の研究では、

・気温が1℃上昇するごとに 1日の新規症例数が3.08%減少 / 新規死亡数が1.19%減少

・相対湿度が1%上昇するごとに、1日の新規症例数が0.85%減少 / 新規死亡数が0.51%減少した

と報告されています。

今冬に新型コロナは増えるのか?

「夏よりは流行しやすい環境にはなると考えられますが、必ずしも気温や湿度だけが流行を規定するわけではありません。」とのこと。

「新しい生活様式」を実践しているか否かの方が感染に大きく影響している。

冬だからといって必ず夏よりも流行するとは限らず、流行するかどうかは私たちの感染対策の徹底具合によっても大きく左右されるものと考えられます。

 

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