全ての子どもやクライアントはキャリア
学習塾で講師のアルバイトをしていた時のことです。中学生や高校生は大丈夫ですが、小学生となると顔を限りなく近づけて大声で話しかけてきます。他の人と話していても容赦なく私の目の前に割り込ん出来て話します。
冬になり、風邪を引いたがなかなか治らないことがありました。3度目医院に通うと医師が「あんたは、いろんなウィルスで汚れ切った所で生活しているね」と言われました。一度病気になると、免疫が働かず、子どもたちが持ち込んで来るウィルスを次から次へと貰っていたのでしょう。
マスク・手洗いだけでは守れない
- 全ての子どもはキャリアとみなして、マスクを着用する。
- アルコール系擦式手指消毒剤や石鹸での手洗いを徹底する。
と、感染防御はコロナ以前も行っていましたが、子どもたちはルール無視で容赦なく濃厚接触を試みます。こんなことをしていてはたちまち新型コロナウィルスに感染してしまいます。
感染対策の盲点は集合時
部屋の中で大勢の人が集まる場合、どの時間帯、どの時点で最も感染が広まると思いますか?
意外な盲点は、始まる前の人が集まってくる時間帯です。
職場、講習会、イベント、学校、説明会、コンサートなどでクラスターが発生すると、主催者は「感染対策はマニュアル通り万全な体制で行っていました。手洗い、換気も十分に行っていました」と主張します。しかし、盲点があるからクラスターが発生するのです。
行事が始まる前に、ある程度の人が集まってから係が出かけ、「新型コロナ対策で換気を行います。」と言った時には遅いのです。学校でも担任が教室に行く前に登校して教室に入ります。まだ、その時には換気はされていません。
生徒や人が集まって授業や行事が始まる前の数分間で室内の空気はウィルスで満たされ、たちまち暴露・感染が始まってしまうのです。
手洗い・消毒に加えガラガラうがいもしてもらう
どこでも建物内に入るときには手の消毒液が置いてあります。もし、学校の教室や公民館のような手洗い場や洗面がある会場で人が集まる場合、感染リスクが高いようであれば、手洗いや手の消毒に加えガラガラうがいをしてもらうことで感染を防ぐことができます。換気が行われる前のわずかな時間ですが、空気がウィルスで汚染されることを遅らせることが出来るからです。
水道水には、0.04ppm以下の塩素が含まれています。水道水でうがいをした場合の風邪の発症率は、うがいをしない場合に比べて 40%も減少する研究結果があります。ウィルスは塩素が含まれている水道水の中では生きていられません。ウィルスに対して水道水は安全です。
学校や定期的に行う講習会・学習会などでは、会場や教室に入るときに手洗い・うがいしてから入るようにルールを決めておくことをお勧めします。
もっと効果を期待したい場合、洗口液や液体歯ブラシ、うがい薬を使っても口腔内のウィルスを減らすことができます。
ポビドンヨード液でのガラガラ嗽は、エアロゾルからの感染リスクを下げます。リステリン液で洗口すると口腔内細菌が飛散して落下する生きた細菌がコントロール群に比べて 92.1%減少させたことが報告されています。
しかし、効果の高いものは体に対してもリスクが伴います。用量・用法を守るようにしましょう。
リステリンについて
消毒薬としての誕生
リステリン液は、135 年の歴史を持つ抗菌性洗口液です。「リステリン」は元々、消毒薬として誕生しました。
当時の産業革命に沸いていたイギリスで、作業中の事故による大怪我が多発。治療の甲斐もなく亡くなる人が多くいました。また、手術したとしても傷口の細菌による感染で死亡するリスクも高かったのです。外科手術は、感染症との闘いです。
そこで、外科医のジョゼフ・リスター博士が消毒薬の研究を開始し画期的な消毒薬が開発されました。1865年にこの消毒薬を用いた外科手術を行い、重症の患者を救いました。これが契機となり、手術中の死亡率が劇的に減少されたのです。
リスナー博士の功績をたたえこの消毒薬は「リステリン」と命名されました。
マウスウォッシュへの転換
その後、「リステリン」には、口腔内の殺菌効果があることが分かり、1895年に口腔消毒薬として歯科医院向けに発売を開始しました。また、一般向けに1914年にマウスウォッシュとしての「リステリン」の発売を開始しました。
ウィルスに対する効果
リステリンの殺菌効果は非常に高く、インフルエンザウイルスやHIVも30秒間で不活性化するという発表がされています。公式な発表はありませんが、HIVと近い構造を持つ新型コロナウイルスにも効果が期待出来るのではないでしょうか。
リステリンの使い方
①まず水で口をゆすぐ
②リステリンを口全体に30秒間ブクブクといき渡らせる
③リステリンの吐き出し後、30分間は飲食をすることを控える
【ジョンソン・エンド・ジョンソン】薬用リステリン 1000ml
イソジンについて
ポビドンヨードとは?
ポビドンヨード(Povidone-iodine)は、ヨウ素の酸化作用を利用した抗微生物成分です。
ヨウ素のアルコール溶液であるヨードチンキなどでは人体への刺激が強かったため、ポリビニルピロリドンとの錯化合物として合成されたポビドンヨードが現在では広く普及しています。
ポピドンヨードは、うがい薬としてだけではなく、手指の殺菌や傷の消毒薬としても殺菌力の高さと安全性の面で幅広く使用されている成分です。様々な細菌に対して殺菌効果があることに加え、ウイルスに対しても不活化させる(本来の働きを失わせる)効果が期待できます。
イソジンうがい薬
イソジンうがい薬の成分は、「ポピヨンヨード」です。「殺菌消毒作用」を示すため、予防的なうがいから、実際にのどの痛みがある場合にも使用されます。
ウイルスを吸い込んでしまうとすぐに症状が出る、というわけではありません。
ウイルスが細胞内に入り込んでしまう前に洗い流すことが重要なのです。
外出先から帰ったときは、まずうがいをし、のどの粘膜についたウイルスを洗いながしましょう。
うがいの仕方
15-30倍(2-4mLを約60mLの水)に希釈し、1日数回含嗽する。
大体1目盛(2mL)〜2目盛(4mL)を、コップの約1/3の水で薄めて(15〜30倍)、うがいするようにします。朝、寝る前、外出時など、1日数回、こまめにうがいをします。
うがい時には、上を向いて、4-5秒程度、ガラガラし、吐き出すようにします。残った液で、その後数回繰り返すようにしてください。
イソジンの 新型コロナウイルスに対する抗ウイルス効果
ムンディファーマは2020年7月9日、シンガポールのデューク・シンガポール国立大学(NUS)メディカルスクールで行われたin vitro試験の結果、海外で販売するポビドンヨード(PVP-I)を有効成分とするBETADINE®製品(イソジン®)の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対する抗ウイルス効果を確認したと発表しました。
コメント
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ブログを読んで理解してくださりありがとうございます。これからも新型コロナウィルス感染症について一緒に探求してきましょう。
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