6月16日新型コロナウィルス感染症の状況

経過と近況

本日までの新型コロナウイルス感染症に関する状況を簡単にまとめます。

新型コロナウイルス感染症の発生状況

2020年 6月16日
国内感染者1万7601人 死亡者929人
海外感染者783万8833人 死亡者43万1225人

国内

・東京都で48人、空港検疫12人、北海道で6人、北九州市で1人など、合わせて72人の感染の発表がありました。
・東京都は15日、都内で新たに48人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。このうち23人は夜の繁華街に関係する人だということです。

・13日から14日にかけて成田空港や関西空港に到着した男女12人が、空港の検疫所で新型コロナウイルスに感染していたことが新たに確認されました。滞在していた国別では、パキスタンが10人、インドネシアが1人、オランダ・ロシアが1人で、国籍は、日本人が5人、外国籍が7人となっています。

海外

・米国で、ニューヨーク州の状況が改善する一方で、新型コロナウイルスの症例数や入院者数が増えている州もある。18州では症例数が増え続けており、過去最高あるいは最高に近い水準に達した州もある。

・国は北京での新型コロナウイルスの新たな感染拡大を抑え込もうと必死だ。北京では週末に100人近い感染が確認され、中国の新型コロナ封じ込めは武漢で最初の感染者が確認されてからでこれまでで最大の試練に直面している。

韓国、新たな感染者37人のうち、地域感染31人中29人が首都圏で確認されています。

医療

ワクチン

新型コロナウイルスの感染拡大から経済を守りたいあまり、ワクチン開発者らは重症化や死亡を防ぐことに重点を置き感染そのものは防がないワクチンを優先する可能性がある。

症状が悪化するスピードがとても早い

新型コロナウイルスによる肺炎は、一般的な肺炎=用語説明参照=に比べて症状が悪化するスピードがとても早い。少しでも病状の判断が遅れたりすると、あっという間に入院が必要なほどに悪化してしまう。この感染症では、左右両側同時に、肺の奥の方まで一気に炎症が広がることが多い。このような状態は通常の肺炎なら発病から3~4日過ぎてから出てくるが、この病気では1~2日で症状が出てきてしまうとのこと。

対策

武漢での新型コロナの感染者が30万人

米国の二つの大学の研究陣が、新型コロナウイルスの発生源とされている湖北省武漢の死者数が中国政府の集計の14倍に達する可能性があると主張した。この主張が正しいとすれば、武漢地域の新型コロナの死者数は3万6000人にもなる。

東京アラート

「東京アラート」を出すための三つの指標のうち二つで超えたが、都は改めてアラートを出すことなく、逆にアラートを出す指標を見直すことにした。

中国、20万人を対象にウイルス検査

中国北京で20万人を対象にウイルス検査を実施すると発表した。市内には、24時間体制の検問所が設置された。学校やスポーツ施設は閉鎖、商業施設やスーパー、事業所では検温が再び導入された。

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