学級閉鎖

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学級閉鎖とは?

学級閉鎖とは、学級内で感染症が広がっている可能性が高い場合に、学校の設置者が行う臨時休業措置のことです。 学級閉鎖の目的は、感染の拡大を防ぎ、お子さんの健康を守ることです。 学級閉鎖になる学校感染症は、学校保健安全法で第1種から第3種まで分類されています。

主にインフルエンザ、水ぼうそう、手足口病、おたふくかぜ、麻疹などがあります。学級閉鎖の期間は、感染症の種類や流行状況によって異なります。一般的には4日間を原則とすることが多いです。

学級閉鎖になる基準

学級の児童・生徒のおおむね10%以上が感染症等で欠席した場合に検討し、休業期間は数日間を原則とする。 なお、学級閉鎖が複数に及ぶ場合は学年閉鎖、学年閉鎖が複数に及ぶ場合は学校閉鎖(休校)を検討する。

学級閉鎖は誰が決めるの?

学級閉鎖をするかどうかの最終的な判断は、学校の設置者である教育委員会が行います。しかし、実際には、教育委員会は各学校の校長にその権限を委任していることが多いです。つまり、学級閉鎖の判断は、主に小学校の校長が行うものとされています。

校長は、学校の状況や感染症の情報をもとに、教育委員会や保健所、学校医などと相談しながら、学級閉鎖の必要性や期間を決めます。学級閉鎖になった場合は、校長は教育委員会に報告し、教育委員会は保健所に連絡します。

閉鎖中は外出禁止ですか?

学級閉鎖や休校中は、不要不急な外出を控えて自宅で過ごすのが基本です。

閉鎖中でも家族の外出は制限されません。 もちろん、発熱やだるさなどの症状がある時には外出は控えるべきですが、家族が皆元気ならば、親の通勤自体に問題はありません。

どう過ごすべきですか?

陽性者や濃厚接触者ではなくても、学級閉鎖や休校中は、不要不急な外出を控えて自宅で過ごすのが基本です。寒い中外出して体力を消耗してしまったり、学校以外の外出先から感染したりするかもしれません。 基本的には、学級閉鎖期間中の外出は避けましょう。 子どもが「遊びに行きたい」と言う場合は、学級閉鎖になった理由や外出のリスクを子どもの年齢や理解度に合った表現で伝えてみてはいかがでしょうか。

ただし、学校や園からとくに指示がない限り、家族の外出は制限されません。

学級閉鎖になったら習い事に行ってもいいですか?

塾や習い事については家庭の判断ですが、習い事の先生から休校中は参加を控えるようにいわれることもあります。

子どもが学級閉鎖になったとき、親や兄弟まで行動を自粛する必要はありません。 仕事や学校に行ったり、習い事や買い物に出かけたりすることまで制限されることはあまりないです。

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