「持続感染」が後遺症の原因
新型コロナウィルスに感染したとしても、
無症状か軽症で済む。病気にかかっても大したことじゃないじゃない。ワクチン会場まで出かけるの面倒だな。また、今度にしよ。
このように考える若者が少なくありません。
しかし、新型コロナウィルスは無症状や軽症であっても後遺症が残る人が多くいます。豊橋技術科学大学の原田耕治准教授は、「この病気で後遺症が出るのはウィルスがなかなか死なないで体に残り続けることが原因である。生き残ったウィルスが体中に移動して、様々な症状を引き起こしている。単なる風邪ではないので甘く見ないで」と呼び掛けています。
新型コロナウィルスが死滅した人 と 体の中に残り続ける患者がいる
豊橋技術科学大学の原田耕治准教授は、「『持続感染』が起こる。これが後遺症の原因じゃないか」と言う。後遺症の原因として挙げたのは、感染後、少量のウイルスが体内に残り続ける「持続感染」です。
患者の中には、
- ウイルス量がゼロになり、完治する患者も一部います。
- 症状の大小に関係なくウイルスが残る患者がいる。
ウィルスが体の中に残る理由
新型コロナは、肝臓、腸、腎臓、心臓、脳…ほぼ全身の細胞に感染できます。免疫が、一生懸命感染先をたたいても、次の細胞に広がっていて、なかなか感染が終わらない。ウィルスの残党が体中に隠れ、いつまでも体の中で細々と活動を続ける。
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