緊急承認制度を生かせずパニック、発熱外来に患者殺到、街には検査難民があふれる

7/28新型コロナ感染確認者数728 対策

新型コロナに23万人超感染

新型コロナウイルスの感染確認の発表が28日、これまでに全国で23万3094人となりました。27日のおよそ21万人を上回り、過去最多となりました。

厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、28日時点で346人(+35)となっています。

第7波はとにかく感染者の数が多すぎ

グラフにあるように、1日あたりの新規陽性者の数は連日のように過去最多を更新しています。医療の現場・特に都市部では、患者が多すぎて全部の患者を診ることができないほどです。

7派の現状をまとめるとだいたい次のようです。

  1. 第7波はとにかく感染者の数が多すぎる。全ての患者を診ていては現場が破綻する
  2. このペースで増えれば近いうちに薬の在庫不足なども想定される
  3. 患者の大半は第6波と同様に軽症者が多い。第6波から保健所の代行で医療機関が健康観察をできるようになった。患者側も大きな混乱なく自宅で比較的余裕をもって療養している。
  4. BA.5は症状が出る期間が1~2日長い
    現在流行の原因となっているオミクロン株の派生型「BA・5」は、第6波で主流だった「BA・2」に比べて発熱や咽頭(いんとう)痛の症状が強く、症状が強く出る期間も1~2日長い印象
  5. 咽頭(いんとう)痛がひどく給水もできない
    痛みが長引くことで水分の補給ができず、夏の暑さもあって脱水症状などに陥る危険性がある。

致死率は、およそ0.04%

オミクロン株は重症化リスクが低いとされています。致死率は、およそ0.04%となっています。

重症者・死亡者はこれまでも新規感染者の急増から遅れて、増加する傾向にあり、高齢者の感染者数が増えるとともに、死亡者の増加が懸念されます。

死亡者は、80歳以上の占める割合が高く、基礎疾患の悪化の影響で亡くなるなど、コロナが直接の死因でないケースも少なくありません。日本では、こうした新型コロナが直接の死因でなくても、新型コロナによる死亡とカウントしています。

高齢者・基礎疾患のある方は、絶対に感染しないように行政が制限する前に自主的に自己規制するようにしてください。

抗原定性検査キットの無料配布、自治体窓口や薬局でも 政府方針

抗原定性検査キットを無料で配ることをめぐり、政府は28日、配布場所として発熱外来だけでなく、自治体の窓口、薬局なども加える方針を明らかにしました。郵送も可能。

入手場所

  • 発熱外来
  • 地域外来・検査センター
  • 薬局
  • 公共施設
  • 自治体からの郵送

 等が考えられます。お住いの自治体のWebに掲載されていますので、チェックしてください。

解熱鎮痛剤「カロナール」出荷調整へ

製薬会社の「あゆみ製薬」は、新型コロナの“第7波”で患者の数が急増し、解熱鎮痛剤「カロナール(アセトアミノフェン)」に想定を超える量の注文が入っているとして近く出荷量を調整する方向で厚生労働省と検討しています。

カロナール(アセトアミノフェン)とは?

カロナール(アセトアミノフェン)またはパラセタモールは、解熱鎮痛薬の一つです。

主に発熱、寒気、頭痛などの症状改善に用いられ 1877年に発見され、米国と欧州で最も利用される鎮痛薬・総合感冒薬です 。

関節炎、痛風、腎結石、尿路結石、片頭痛、疼痛、歯痛、外傷、生理痛、腰痛、筋肉痛、神経痛、小規模から中規模な手術後などの鎮痛目的で使用されています。解熱鎮痛薬の中では副作用が最も少ない部類に入る(副作用がないわけではない)ため、多くの疾患で第一選択薬として使用されています

アセトアミノフェンは、日本では第2類医薬品として、タイレノールやノーシンが販売されています。処方箋医薬品としてはアセトアミノフェン単剤として「カロナール」をあゆみ製薬が販売しています。

なお、アセトアミノフェン系の鎮痛剤は薬局でも販売されています。

ネットで購入するという手もあります。

ご購入 →→→ カロナール  ロキソニン イププロフェン  楽天(一般)

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