コロナ入院患者が増加、入院する人のほとんどがワクチンを接種していない人

対策
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入院する人のほとんどがワクチンを接種していない人

新型コロナの感染者数の急増にあわせ、重症化する人は1%にすぎなくても、コロナ患者用の病床の使用率も上昇しています。

重症患者はいなくても、なぜ入院患者が増え病床がひっ迫しているのか?

  1. クラスター感染を起こす病院が増えている
  2. 高齢者施設から入院する人もクラスター感染を起こしている
  3. 肺炎や呼吸が悪くて入院してくる人はほとんどがワクチンを打っていない人
    「BA.5」への置き換わりが進み呼吸器に症状が出てくる患者が増えています。そのため入院する患者も増えています。BA.5に感染して入院患者のほとんどがワクチンを打っていない人なのです。

オミクロン株BA.5にもワクチンは有効

BA.5は、感染力は強いが、重症化する人は少ないと言われています。また、ワクチンによる感染予防効果が低いとも言われています。

新型コロナウィルスは変異を繰り返し弱毒化していると言われていますが、新型コロナウィルスが弱毒化した理由にワクチンの効果もあると考えられます。

ワクチンにおける重症化予防効果はBA.5においても十分有効で、感染する患者が病弱な人や高齢者であっても肺や呼吸器でウィルスが増殖することを抑えることができているのです。

逆に、弱毒のBA.5でも、ワクチンを接種していない病弱人や高齢者が感染すると肺や呼吸器が侵される人が出る可能性が高まると考えられます。

7波に入りワクチンを接種する若い人が増えている

ワクチンはBA.5に効きにくいとも言われています。しかし、ワクチンによる感染予防効果は低下していても、発症や重症化のリスクを下げる効果はあるのです。

症状が悪化する人は、ワクチンを全く接種していない人より2回接種した方が少ないのです。もちろん、3回接種した人の方が2回接種した人より重症化リスクが格段に低くなります。

こうした中、いま、ワクチンを接種する若い人が増えてきています。12歳から17歳を対象にした大規模接種会場では、前の週と比べ、接種を受けに来た人が増えているという報道があります。

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