塩野義製新型コロナ治療薬、BA.5にも高い抗ウイルス活性を有することを非臨床試験において確認

対策
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塩野義製薬は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)治療薬として開発中の経口抗ウイルス薬について、これまでに検出された変異株と同様にオミクロン株の亜種(BA.4系統およびBA.5系統)に対しても高い抗ウイルス活性を有することを非臨床試験において確認したと発表しました。

2022年7月現在、既存のオミクロン株と比較して感染者増加の優位性が指摘されているBA.4系統およびBA.5系統が国内でも検出されています。一部の地域ではBA.4系統およびBA.5系統の検出割合が上昇して急速に置き換わりが進み、感染者数が増加傾向にあります。研究者の間では、8月初旬にはほとんどBA.5におきかわると言われています。感染を扱う医師の間では、速い承認を望む声が大きくなっています。

今月の、20日に開く薬事分科会との合同会議でこの薬が承認されるか判断される見通しです。

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