東京・大阪で20歳未満の感染が全体の20%を超える

対策
coronavirus covid-19 pandemic outbreak virus background concept

若者の感染が顕著、20歳代と30歳代で50%を超える

このグラフは、東京都と大阪府で1月16日に感染が確認された人の年代別割合です。圧倒的に20歳代の感染が目立ちます。続いて、30歳代となっています。20歳代・30歳代を合わせると50%を超えています。

若者が、お酒や接待を伴う飲食を行い、そこで感染していることが鮮明になっています。

東京・大阪で未成年の感染が全体の20%を超える

新型コロナウイルスの感染が急拡大していますが、東京都や大阪府などの大都市内で、小学生ら10歳未満の感染者も急増しています。

この表は、東京都と大阪府で1月16日に感染確認された年代別人数と割合を表したものです。20歳未満感染の割合が東京都で20.5%、大阪府で24.3%とどちらも全体の20%を超えています。20歳未満の子どもにも感染が拡大していることが分かります。

感染者の中心は20~40代ですが、職場や会食などで感染し、ウィルスが家庭内に持ち込まれ、無症状の子供を介して学校や幼稚園などで広がっている可能性もあります。教育現場でクラスター(感染者集団)が発生すれば学級閉鎖や休校といった措置も避けられません。

ワクチン未接種のお子さんを守る

ワクチンを未接種の12歳未満のお子さんは、家庭にウィルスが持ち込まれると真っ先に感染する恐れがあります。オミクロン株の感染は無症状や軽症にとどまることも多いとされ、関係者は「子供たちが気づかないまま学校で感染を広げてしまう可能性がある」と心配しています。

運悪くお子さんが体調を崩していたり、極度に抵抗力が弱っていたりすると重症化することも考えられます。

お子さんの健康を守るためにも、また、学校が閉鎖され教育の機会が奪われないためにも、12歳未満のお子さんがいる家庭では、大人が感染対策により気配りをし、お子様を新型コロナウィルスから守る必要があります。

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