新型コロナ 全国で4475人感染確認

経過と近況
coronavirus covid-19 pandemic outbreak virus background concept

全国で4475人の感染確認

1月6日は、全国で4475人の感染が発表されています。特に、感染者が多い都道府県は、

東京都641人、大阪府505人、沖縄県981人、山口県181人、広島県273人となっています。

死亡者 1名
重症者 4名

空港検疫 174名
4日に行われた自主検査を除くPCR検査数などは速報値で4万3123件でした。

入国者だけでなく米軍がウィルスを日本国内に持ち込んでいる

オミクロン株は発見当初から注目を浴びており、また、日本の感染者が極めて少なかったことから、どのように海外からウィルスが持ち込まれるのかという感染ルートがより鮮明になりました。その結果、

1 入国者と濃厚接触をして、入国者経由で感染する。
2 米軍が市中へ出て飲食をする。特に、接待を伴うサービスを利用することで、感染が拡大する。

と、米軍がウィルスを日本国内に持ち込んでいることが新たに分かりました。これではいくらコロナ対策を行っても「ザルで水をすくう」ようなものです。

若者の感染が顕著、20歳代と30歳代で50%を超える

新型コロナウィルス東京都と大阪府の年代別割合

このグラフは、東京都と大阪府で1月6日に感染が確認された人の年代別割合です。圧倒的に20歳代の感染が目立ちます。続いて、30歳代となっています。20歳代・30歳代を合わせると50%を超えています。

若者が、お酒や接待を伴う飲食を行い、そこで感染していることが鮮明になっています。今後、若者がウィルスを家庭内に持ち込み、家族への感染を広めると、お子さんや高齢者への感染も広まると予想されます。

オミクロン株 他の変異ウイルスより重症化リスク低い

WHO=世界保健機関の責任者は新型コロナウイルスの変異ウイルス、オミクロン株の症状について、鼻やのど、いわゆる上気道の炎症を引き起こしやすいものの、ほかの変異ウイルスと比べて肺まで達して重症化するリスクは低いという見解を示しました。

会見では、「肺まで達して深刻な肺炎を引き起こすほかの複数の変異ウイルスと異なり、上気道の炎症を引き起こしやすいとする研究結果が増えている」と述べ、炎症の場所が鼻やのどにとどまるケースが多く、重症化するリスクは低いという見解を示しました。

「ワクチン接種が進み、ウィルスが体内に侵入して抗体を作りだす前に感染を広める、ワクチンを接種しても再感染する確率の高いウィルスが広まった」と言えます。

現時点では、感染者の総てがオミクロン株ではない

厚生労働省に新型コロナウイルス対策を助言する専門家組織「アドバイザリーボード」が6日開かれ、昨年12月27日~1月2日に全国の自治体で行われた変異株PCR検査に基づき厚労省が試算したところ、新たな変異株「オミクロン株」の疑い例が陽性者の46%を占めていたことを明らかにしました。

1月5日までの直近7日間で計算した速報値では、既に全体の6割に上っているという。

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