大阪 新型コロナ1130人感染確認(19時時点)
大阪府は、府内で新たに1130人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。グラフの赤い点線は、1週間ごとの平均です。明らかに増加しています。変異株の感染力はすさまじく感染拡大が加速化しています。
年齢別陽性者数と割合
変異株の影響でしょうか、大阪も20歳未満の感染が増えてきました。20歳未満のお子さんだけで、全体の14%を占めています。お子さんががこれほど多く感染することは今までありませんでした。
20歳代の感染がまた増えてきました。感染拡大は20歳代から始まります。この世代は、感染しても無症状の人が多く、感染した本人も気づかず、同世代の友達・同僚に移す可能性が高いです。
また、20歳代から50歳代までの感染が目立ちます。なめてかかるようですが、友達、同僚、家族に感染させたことが判明した時には、耐え難い罪悪感に苦しむことになります。
感染リスクが高い催しや場所へ出かけることは控えるようにしましょう。
逆に高齢者の感染確認者数は少ないです。
感染は、キャバクラや性風俗店などが集まる大きな歓楽街がある都道府県に集中しています。酒や接待や酒を伴う飲食店こそ感染源であることが明白です。
重症者が239人(1日の重症者21人)
重症者が239人(1日の重症者21人)と感染者の増加に比例して重症者も増加しています。
重症化する年齢が下がってきています。若くて基礎疾患のない人も重症化しています。これからは総ての年代が重症化の恐れがあります。
本日発表された死亡者は、7名です。60歳代1名、80歳代2名、90歳代4名 でした。
重症化しお亡くなりになる方の多くが高齢者で基礎疾患のある方です。
「重症化スピードが非常に早い」
大阪府対策本部の専門家委員も務める、りんくう医療総合センター・倭(やまと)正也医師に話を聞いた。倭医師は「(第3波とは)まったく比べ物にならない。N501Yの変異株の影響なのか、40代50代の重症の割合が非常に高い。重症になるスピードも非常に早くなっている」と語る。倭医師の勤務する病院でも、病床がひっ迫しつつあるという。
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