3/23大阪 新型コロナ 183人感染確認

経過と近況

大阪 新型コロナ 183人感染確認

大阪府は、府内で新たに183が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。グラフの赤い点線は、1週間ごとの平均です。1月半ばからは減少に転じていましたが、今月に入り明らかに増加しています。今週からは大きくリバウンドしてきています。

 

検査数及び陽性率

前日の検査数は、PCR検査2827件、抗原検査1585件(PCR検査と重複して実施している件数を含む)で、計4230件実施しています。1日の陽性率は4.3%で週平均は1.7%となっています。

大阪の実効再生産数は、3月21日時点で1.23となっており1を超えています。3月になると1をくだることがなくなりました。実効再生産数が1を超えることは感染が増加に転じていることを表しています。

 

年齢別陽性者数と割合

大阪の感染の傾向は年代による感染者数の偏りが少ないことです。社会活動を行う割合に応じて感染者が出ています。

変異株の影響でしょうか、大阪も10歳代の感染が増えてきました。3月に入り今まで重症化するのは高齢者がほとんどでしたが、若い年代の方も重症化する事例がぽつぽつと出てきています。感染が爆発的に拡大する可能性もありますので、緩むことなく感染対策を行ってほしいです。

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健康に見える人が普通に生活を行い、感染を広める

感染しても無症状か軽症で済む49歳以下は115人で全体の63%です。この世代は、感染していても無症状か極めて軽症で済むので多くの患者は感染に気がつかず日常生活を行います。

このように、健康に見える人が普通に生活を行い、感染を広めるのがこの新型コロナウィルス感染症の特徴です。

社会活動が活発な20歳代から50代までは115人で全体63%です。この世代が市中で感染しウィルスを家庭に持ち込むのです。

60歳以上の感染者数が41人で全体の22%です。高齢者の感染が多いのが大阪の特徴でもすが、本日は20%を切るなど非常に少ないです。

重症者が59人(1日の重症者3人)

重症者が59人(1日の重症者3人)と昨日よりも減少しています。

感染者は大きく減ってきている割に、重症者はなかなか減らないのは高齢者の感染が多いからです。さらに重症化する患者を減らすためには、高齢者の感染を減らす必要があります。

本日発表された重症者は、3人です。50歳代1名、60歳代1名、70歳代1名です。

本日発表された死亡者は、2名です。80歳代2名で、全員に基礎疾患がありました。 

 

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