3/9大阪新型コロナ103人感染確認

経過と近況

大阪 新型コロナ 103人感染確認

大阪府は、府内で新たに103が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。グラフの赤い点線は、1週間ごとの平均です。1月半ばからは減少に転じていますが、下げ止まりの兆しが出ています。

こちらは2月1日から本日までの感染確認者数をグラフ化したものです。赤い線は感染確認者数の7日間平均の変化を表しています。先週から今週にかけて増減を繰り返し下げ止まりの傾向が分かります。

 

検査数及び陽性率

前日の検査数は、PCR検査1788件、抗原検査877件(PCR検査と重複して実施している件数を含む)で、計2530件実施しています。1日の陽性率は、4.1%で週平均は1.2%となっています。

大阪の実効再生産数は、3月7日時点で1.01となっており1を超えています。

大阪府の実効再生産数の変化は、
・先月7日時点で1.26、
・先月14日時点で1.31でしたが、
・先月21日時点で0.96、
・先月28日時点で0.82、
・今月4日時点で0.72、
・今月11日時点で0.70、
・18日時点では0.76と
・19日時点で0.83
・20日時点で0.82
・21日時点で0.8
・22日時点で0.86
・23日時点で0.91
・24日時点で0.83
・25日時点で0.87
・26日時点で0.85
・27日時点で0.86
・28日時点で0.89
・3/1時点で0.82
・3/2時点で.079
・3/3時点で0.91
・3/4時点で0.91
・3/5時点で0.92
・3/6時点で0.97
・3/7時点で1.01  と「1」を下回っていますが、値は平行線が続いていましたが、3月3日には大きく上昇しました。実行再生産数は限りなく1に近づいており流れが変わる兆候が出ています。

年齢別陽性者数と割合

大阪の感染の傾向は年代による感染者数の偏りが少ないことです。10歳代と50歳代の感染が目立ちます。60歳代の感染が多いですが、70歳以上の感染確認者数は減っています。

しかし、絶対数が少ないのでほんの少しの人数が増えると割合が大きくなってしまいます。

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健康に見える人が普通に生活を行い、感染を広める

感染しても無症状か軽症で済む49歳以下は60人で全体の58%です。この世代は、感染していても無症状か極めて軽症で済むので多くの患者は感染に気がつかず日常生活を行います。

このように、健康に見える人が普通に生活を行い、感染を広めるのがこの新型コロナウィルス感染症の特徴です。

社会生活を行う時には、出会った人すべての人が感染者と想定して感染対策を行う必要があります。

 

社会活動が活発な20歳代から50代がウィルスを家庭に持ち込む

社会活動が活発な20歳代から50代までは61人で全体の59%です。この世代が市中で感染しウィルスを家庭に持ち込むの

です。あなたが感染すれば、お子様は濃厚接触者として自粛が要請され登校することが出来なくなり自宅待機になります。感染すれば気がつかないうちに家庭を破壊してしまいます。大切な家族にウィルスを移さないためにも、仕事帰りの酒を伴う飲食はできるだけ控えてほしいと思います。

60歳以上の感染者数が32人で全体の31%です。

重症者が68人(1日の重症者1人)

重症者が68人(1日の重症者1人)と減ってきました。

本日重症化した人は1人で、70歳代1人となっています。

感染者は大きく減ってきている割に、重症者はなかなか減らないのは高齢者の感染が多いからです。さらに重症化する患者を減らすためには、高齢者の感染を減らす必要があります。

お亡くなりになった方は、5名で60歳代1名、70歳代1名、80歳代3名です。80歳代の1名を除いて、残り4人には基礎疾患がありました。

新型コロナでお亡くなりになる方は、高齢でかつ基礎疾患のある方がほとんどです。

 

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