(2/22:15時)東京都新型コロナ178人の感染確認

経過と近況

東京都新型コロナ178人の感染確認(2/22:15時)

東京都は、新たに178人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。なお、グラフの赤い点線は1週間の平均を表しています。グラフからも分かるように明らかに減少傾向が見られます。 

重篤化しお亡くなりになる方はほとんど高齢者

2月21日で、お亡くなりになった方の人数は17人です。

年齢別では、60歳代1人、70歳代2人、80歳代6人、90歳代8人となっています。 

65歳以上の感染者は39人で全体の22%で高齢者の割合が医療の安全圏にまで減少したと言い難い状態です。

65歳以上は重症化するリスクが高いのでなんとか感染を抑えたいところです。家庭、施設をはじめ、重症化リスクの高い高齢者への感染の機会をあらゆる場面で減らすとともに、基本的な感染予防策を徹底する必要があります。

 

年齢別感染者数と割合

東京都の高齢者の感染確認者の割合が高い状態がつづいていましたが、少し減少てきました。21日は、20歳代と30歳代の感染がどちらも20%近くと再び増加しています。感染が少しおさまると、最初に若者の緩みが始まります。その兆候かもしれません。

新型コロナウィルスを貰ってくる場所は明らかで、飲酒や接待を伴う飲食店です。8時以降も経営を続ける飲食店の割合に応じて感染減少が止まっています。

行政は、8時以降も経営している店の従業員に対して、抜き打ち一斉PCRか抗原検査を実施し、感染者がいる店に対しては必要な処置を行うべきです。

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高齢者の感染が減少

世代別感染者数と割合

感染しても無症状か軽症で済む人が多い49歳以下は109人で全体の61%です。この世代は、感染していても無症状か極めて軽症で済むので多くの患者は感染に気がつかず日常生活を行います。

このように、健康に見える人が普通に生活を行い、家庭内・職場内・飲食店で感染を広めるのがこの新型コロナウィルス感染症の特徴です。

社会生活を行う時には、出会った人すべての人が感染者と想定して感染対策を行う必要があります。常に、注意を怠ることのないようにしてください。

20歳代から50歳代が市中で感染しウィルスを家庭に持ち込む

社会活動が活発な20歳代から50代までは121人で全体の68%です。この世代が飲食店で感染しウィルスを家庭に持ち込むのです。

今感染が拡大しているのは、20歳代から50歳代が会食をして感染し、家族に広めているのです。緊急事態宣言中であっても飲酒・飲み会や夜遊びの習慣を絶つことの出来ない人が大勢いることが分かります。

大切な家族にウィルスを移さないためにも、仕事帰りの酒を伴う飲食は控えてほしいと思います。

高齢者(60歳以上)の感染者数は24人で25%です。感染者数は減少してきていますが、割合は高いままです。

 

東京都の実効再生産数は、0.94と下げ止まり傾向

・2月21日で52%の142人は、これまでのところ感染経路が分かっていません。

2月19日の検査実施件数は、5197件です。
2月19日までの7日間の検査人数の平均は、6756.1人です。
陽性率は4.1です。
・2月20日の時点で、東京都の実効再生産数は、0.94と上がってきています。1より小さいので減少傾向ですが、下げが鈍化してきています。

東京都の実効再生産数の変化は、
緊急事態宣言が出された
・先月7日時点で1.28、
・先月14日時点で1.22と「1」を超えていましたが、
・先月21日時点では0.94と「1」を下回りました。

その後、
・先月28日時点で0.73、
・今月4日時点で0.75、
・今月11日時点で0.78、
・18日時点では0.82と
・19日時点で0.89と
・21日時点で0.94と、収束の傾向は変わらないものの、感染が減少するスピードは今月に入って以降やや鈍る傾向になっています。

下げ止まりの原因は、夜8時以降にも店を開いている飲食店にあります。絶対量は少なくても、泉のようにウィルスがそこで沸いているのです。8時以降も開いている店にメスを入れない限り、これ以上の減少は望めません。

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