抗がん剤治療:2ターン3日目の副作用
抗がん剤治療の2ターンの3日目になりました。副作用は治まるかと期待していましたが、2日目と変化はありません。さらに、1ターンでも起きたのですが、便秘が始まりました。
便秘なのに便意を感じる
下痢と便秘に苦しみました。下痢で便秘とは変に思いますが、実は次のような理由の為です。
便に水分がなく硬くなって出ないのですが、短い間隔で強い便意を感じるのです。万が一を考えトイレに行くのですが、便が出ません。
この副作用は、1ターンでも同じタイミングで起きていますので、私に出やすい副作用のようです。
パンテチン錠 酸化マグネシウム錠 センノシド錠を各1錠飲みました。
冷たい物に触ると痺れる副作用はより強くなりさらに蓄積される
2ターン目に入り真っ先に感じたことは、副作用が1ターンとは比較にならないほど強いことです。特に、冷たい物に触れると痺れる副作用は、油断すればいたるところで起きます。看護師が言うには、痺れを繰り返すと蓄積されより激しく感じるようになるとのこと。
・家庭は抗がん剤治療を行っている人が安心して過ごすことが出来る場ではありません。
その他、自覚できる副作用
- 点滴のあとがしびれる。痛み。
- 悪心・嘔吐(おしん・おうと)、食欲不振対策
- 自覚症状が出なくても常時対策を必要とする副作用として、口内炎と手足症候群があります。
点滴のあとがしびれる。痛い。
点滴の針を刺した周辺(上下関節から10cm)が少しだけしびれを感じていましたが治まりつつあります。1ターンの時よりも、しびれも痛みを少なく、3日目でかなりおさまりましたがまだ残っています。
注射部位反応について
注射部位反応とは、オキサリプラチンの点滴の為に針をさした部分、およそ20cmのあたりがしびれたり、痛みを感じたりすることです。これはほぼ全員に起きるそうです。
防ぐことはできませんが、2・3日で気にならない程度におさまります。完全に痺れがなくなるには1週間程度かかりますが、日にち薬で済みます。
軽く吐き気を感じる副作用は慣れてくる
軽く吐き気を感じるます。それでも、耐え難い苦痛と感じる物でなく、他ごとをしていれば忘れてしまう程度です。この副作用に関しては体が慣れてきたのでしょう。1ターンめほど強くは感じません。食欲もあります。
以上が2ターン3日目に自覚があった副作用です。
CAPOX療法の実際と副作用について
1 CAPOX療法とは?
2 CAPOX療法における副作用;手足症候群対策
3 CAPOX療法における副作用;悪心・嘔吐、食欲不振対策
4 CAPOX療法における副作用;口内炎対策
5 重大な副作用に至る可能性がある主な自覚症状
6 自覚症状がない副作用、検査によって分かる
抗がん剤治療中に日常生活で気を付けること
- 食事食べたらすぐに寝ない。
- 1回の食事の量を減らす。
- よく噛んで口の中で食べ物を消化するぐらいの気持ちになって食べる。
- 水分を多くとる。1日1リットル以上。
- スキンケア
・手足を清潔に保つ
・手は1日に5回以上保湿剤を塗る。手のひら・爪
・足は1日に3回以上保湿剤を塗る。足の裏・爪
・常時、手袋・靴下を身に付ける。 - 冷たい物に触らない。冬は暖房をしている部屋の中でも手袋をはめて生活する。
- 冷蔵庫に入っている飲み物をそのまま飲まない。常温でも敏感になっている時は痺れをかんじる。
- 寒い日は外に出ない。
- 外出する時には日焼け止めを塗る。
- 2時間ごとに水道水でうがいをする。ぐちゅぐちゅうがい。(口の中の細菌は2時間で増殖するため、うがいで菌を出す)
- 柔らかい歯みがきで軽く歯を丁寧に磨く。
- 口の中を清潔に保つ。
- 抵抗力が落ちているので、非感染対策を徹底する。「新し生活様式」を守り、常に実践する。
- 抵抗力が落ちるので過度な運動(仕事)はしない。
- 腸内環境を整えるために、小腸、大腸まで届く乳酸菌飲料を毎日大腸と小腸に届く製品をどちらも食べる。
女性であれば自然に出来ていることかもしれませんが、スキンケアなど男性は初めてする方もいるかもとおもいます。しかし、これらを怠れば重大な副作用に至るリスクが高まります。半年間、徹底的に実践する必要があります。以上の項目を生活習慣として確実に身に付けましょう。
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