2/13大阪 新型コロナ 142人感染確認

経過と近況

大阪 新型コロナ 142人感染確認

大阪府は、府内で新たに142が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。グラフの赤い点線は、1週間ごとの平均です。1月半ばからは減少に転じています。

本日は、残念なことに再び感染確認者数が3桁になってしまいました。行政も府民もマスコミも一体となって真剣にコロナ禍に取り組む姿を子どもたちに見せたいものです。

検査数及び陽性率

前日の検査数は、PCR検査4054件、抗原検査827件で、計4652件実施しています。1日の陽性率は、3.1%で週平均は2.6%となっています。

大阪の実効再生産数は、2月11日時点で0.7となっており今後も減少を続けると予想されます。

年齢別陽性者数と割合

大阪の感染の傾向は年代による感染者数の偏りが少ないことです。年代に関係なく社会生活の活動量に比例して感染しています。顕著な点は、20歳代の感染確認者の割合が再び減少した点と、50歳代の感染が増加したことです。50歳代ともなれば会社では指導的立場に立つ年代です。あなたがもし感染したら、会社に絶大な損害を与え、お子さんは濃厚接触者として通学できなくなり家族に限りない迷惑をかけることになります。責任ある行動をしてほしいものです。

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健康に見える人が普通に生活を行い、感染を広める

感染しても無症状か軽症で済む49歳以下は70人で全体の49%です。この世代は、感染していても無症状か極めて軽症で済むので多くの患者は感染に気がつかず日常生活を行います。

このように、健康に見える人が普通に生活を行い、感染を広めるのがこの新型コロナウィルス感染症の特徴です。

社会生活を行う時には、出会った人すべての人が感染者と想定して感染対策を行う必要があります。

社会活動が活発な20歳代から50代がウィルスを家庭に持ち込む

社会活動が活発な20歳代から50代までは85人で全体の60%です。この世代が市中で感染しウィルスを家庭に持ち込むのです。あなたが感染すれば、お子様は濃厚接触者として自粛が要請され登校することが出来なくなり自宅待機になります。感染すれば気がつかないうちに家庭を破壊してしまいます。大切な家族にウィルスを移さないためにも、仕事帰りの酒を伴う飲食はできるだけ控えてほしいと思います。

60歳以上の感染者数が46人で全体の32%です。高齢者の感染者の割合が極めて高いのが大阪の大きな特徴です。病院や老人ホームでクラスターが発生し高齢者が感染するケースが増えてきています。しかし、それだけではありません。大阪の高齢者の感染は、酒の提供を伴う飲食店での感染が多いと予想されます。感染がおさまるまでは控えてほしいと思います。

重症者が137人(1日の重症者2人)と減少

大阪は、重症者が137人(1日の重症者2人)と前日よりも7人減りました。

 

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