2/4東京都新型コロナ734人の感染確認

経過と近況

東京都新型コロナ734人の感染確認

東京都は、新たに734人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。グラフからも分かるように明らかに減少傾向が見られます。なお、グラフの赤い点線は1週間の平均を表しています。

65歳以上の感染者は179人で全体の24%で高齢者の感染確認が極めて高くなってきました。

65歳以上は重症化するリスクが高いのでなんとか感染を抑えたいところです。家庭、施設をはじめ、重症化リスクの高い高齢者への感染の機会をあらゆる場面で減らすとともに、基本的な感染予防策を徹底する必要があります。

 

感染経路不明は50%

50%の365人、これまでのところ感染経路が分かっていません。
感染経路
不明は、保健所の検疫調査だけでは感染を制御できておらず、市中感染が拡大しているサインです。

なお、感染経路不明者のほとんどは、飲食店で感染したものであることも分かってきています。

2月1日の検査実施件数は、13102件です。2月2日までの7日間平均では、8630.7人で、陽性率は6.7です。新年度の検査数は、昨年12月の検査数よりも増えています。

2月2日の時点で、東京都の実効再生産数は、0.77と減少傾向を示しています。

年齢別感染者数と割合

4日の感染確認者数の中で最も気になるのは、高齢者の感染確認者が極めて多いことです。80歳代の感染確認者数が64人で8.7%と極めて多いです。

逆に、20歳代の感染確認者の割合が20%を大きく切ってきました。

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高齢者の感染が急増

世代別感染者数と割合

感染しても無症状か軽症で済む人が多い49歳以下は429人で全体の58です。この世代は、感染していても無症状か極めて軽症で済むので多くの患者は感染に気がつかず日常生活を行います。

このように、健康に見える人が普通に生活を行い、家庭内・職場内・飲食店で感染を広めるのがこの新型コロナウィルス感染症の特徴です。

社会生活を行う時には、出会った人すべての人が感染者と想定して感染対策を行う必要があります。常に、注意を怠ることのないようにしてください。

20歳代から50歳代が市中で感染しウィルスを家庭に持ち込む

社会活動が活発な20歳代から50代までは459人で全体の63%です。この世代が飲食店で感染しウィルスを家庭に持ち込むのです。

今感染が拡大しているのは、20歳代から50歳代が会食をして感染し、家族に広めているのです。緊急事態宣言中であっても飲酒・飲み会や夜遊びの習慣を絶つことの出来ない人が大勢いることが分かります。

大切な家族にウィルスを移さないためにも、仕事帰りの酒を伴う飲食は控えてほしいと思います。

 

高齢者の感染が増加している

高齢者(60歳以上)の感染者数は208人で28%です。東京都も今週に入り高齢者の感染が増えてきています。高齢者は重症化する確率が高いので、高齢者への感染は避けたいところです。

感染が拡大してきているこの時期は、高齢者は出来るだけ外出を控え、より危機意識を持って生活してほしいです。 

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重症者は1.1%と減少している

都内で今まで感染が確認された人の数は10万2200人です。

都の基準で集計した重症の患者は、115人(-10)で全体の1.1%でした。

東京都の重症者の割合極めて低い原因は、若者の感染者数が多いため重症者の割合は相対的に低くなるためです。先週から、重症者数は減少しています。

重篤者の年代は、40歳代2人、50歳代13人、60歳代33人、70歳代44人、80歳代20人、90歳代3人となっています。

重症になる患者を性別で見ると、男性89人、女性26人と圧倒的に男性が多いです。

・すでに退院した人や、自宅などでの療養が終わった人は9万2110人。

重症者は減少に転じた

 

このグラフは東京都のモニタリング項目(7)の重症者の数です。11月24日以降重症者が急激に増えていました。しかし、12月に入り重症者が少なくなってきていました。一時的に11日以降は再び増加に転じましたが、16日以降は、お亡くなりになる方いたり、退院したりする人がいるため、入院中の重症者数は減少したり、増加したりを繰り返しています。しかし、先週から減少してきています。

この病気は、高齢の方や基礎疾患等抵抗力・体力の低下が著しい方には致命的に体を破壊する恐ろしい病気です。感染が拡大している時期は、高齢の方や基礎疾患を持つ方は、人との出会う機会を出来るだけなくすようにしてほしいです。

高齢者層へ拡大続き厳重警戒必要

東京都内の新型コロナウイルスの感染状況などを評価・分析する「モニタリング会議」が開かれ、専門家は、新規陽性者数は減少したものの、高齢者の感染拡大が続いていて厳重な警戒が必要だと指摘し、対策を緩めず徹底することでさらに減少させなければならないと訴えました。

 

 

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