1月15日新型コロナウィルス感染症の状況

経過と近況
coronavirus covid-19 pandemic outbreak virus background concept

2021年 1月15日
国内感染者31万641人 死亡者4340人
世界感染者9234万8199人 死亡者197万8614人 

国内6605人の感染確認

全国で6605人の感染が新たに発表されています。
・国内で感染が確認された人は31万641人
・亡くなった人は4340人  

陽性者数が200人を超える都道府県は、
東京都1502、神奈川県985、大阪府592、埼玉県455、愛知県312、兵庫県292、千葉県488、福岡県341人です。

日本全国の感染拡大が止まらないのは、東京とその周辺都道府県の感染拡大が止まらないからです。都と近隣3県から全国に感染が拡大しています。

東京都とその近隣の4都道府県の合計で3430人で日本全体の52%を占めています。東京都だけでも日本全体の23%を占めています。日本全国の感染確認者数の5人に1人は東京都です。

日本全体の感染者数の増加は、東京都が押し上げていると言えます。
日本の感染拡大を止めるためには、なぜ、東京が未だに感染が拡大し続ける原因を見つけ出す必要があります。

なぜ、東京都と隣接する3県も東京都と同じく感染者が多いのか?東京都のベット県であるからです。通勤通学、買い物で東京へ出かけます。

もともとの感染源は東京都内での飲食です。

飲食している同僚、友達、パートナーの中にステルスな感染者がいるのです。ウィルスが拡散してしまった今では、緊急事態が出ている都道府県での数名以上の飲食は極めて危険です。

引き続き感染が拡大する傾向

12日時点の実効再生産数は、
全国で1.39
東京都は1.42
 神奈川県1.42 埼玉1.31 千葉1.53 大阪1.43 福岡1.32 愛知県1.33

 と、再生産率はすこしだけ下がりましたが、引き続き感染が拡大する傾向を示しています。今週も感染確認者数はうなぎ登りに上昇することでしょう。

重症者は全体の1.2%

重症患者が急増しています。高齢者や基礎疾患を持った方の感染が増えていることが原因です。グラフではわずかに増加しているように見えますが、お亡くなりになる方や治療が完了して退院する方も増加しており、重症者は右上がりに増えています。

重症者は920人(+20)で全体の1.2%です。割合が少ないのは、日本全体の若者の感染者数の増加しているからです。

症状が改善して退院した人などは23万3665人

 

東京都新型コロナ人1502の感染確認

東京都は、新たに1502人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

65歳以上の感染者は202人で全体の13%です。この日の感染確認者の中には重症者はいませんでした。しかし、後日重症化することもあります。

61%の921人、これまでのところ感染経路がわかっていません。
感染経路
不明は、感染が拡大中のサイン。保健所の検疫調査だけでは感染を制御できておらず、市中感染が拡大しているサインです。

また、感染不明者の大多数は接待を伴う、または、飲酒を伴う飲食店での感染であることが分かってきています。

年齢別感染者数と割合

年代別に見ると20歳代が多く、20歳代は379人で全体の25%です。東京都の感染確認者の4人に1人は20歳代となています。20歳代の感染者が多いのが東京都の特徴です。先々週から30歳代の感染者も増えてきております。

無症状であっても肺はダメージを受けている!

若い人は自分は感染しても軽く済むとこの病気を甘く見ているようです。

東京大学医科学研究所の研究チームが、猫に新型コロナを感染させて行った実験では、猫は全く無症状で、肺へのウィルスの増殖は少なかったにも関わらず、肺は破壊されていました。研究は人間で出来ないから代わりに猫で行ったのです。猫に起きた結果は人間にも起きます。すなわち、新型コロナに感染して無症状であっても、肺にダメージを受けているのです。

若者・健康者は、体力があり肺のダメージを呼吸を増やすことで克服しますので肺のダメージに気が付きません。

それに対して、高齢者や既往症を持つ方は、このわずかな肺のダメージを補うだけの体力がなく他の合併症も加わり重症化します。

新型コロナに侵される肺や神経は簡単に修復できるものではありません。感染したほぼ総ての人は、無症状であっても、軽症であっても、自覚症状は出ませんが肺にダメージがステルスに後遺症として残るのです。

以上のように、

1 無症状で、肺へのウィルスの増殖が少なくてもステルスに肺へのダメージが残ります。
2 若者であってもコロナにかかれば全く自覚がなくても体は老化します。

あなたは普段から体が老化していることに気がついていますか。体のダメージはステルスに進行するのです。

武漢の新型コロナ入院患者、感染から半年後も76%に後遺症

中国の武漢で、入院した患者の大部分が感染から半年経過した後も疲労感や睡眠障害などの症状が続いているという調査結果を、中国の研究チームが発表しました。

武漢で新型コロナウイルス感染症のため入院した患者1700人以上を調査した。その結果、76%は退院から数カ月たった後も症状が続いていることが分りました。

肺は半分あれば生きてゆくことが出来ると言われています。だから肺にダメージを受けても気がつかない人も多くいます。後遺症を自覚できる人は76%いますが、後遺症を自覚できなくても肺や神経が破壊されてしまっているのです。

つまり、新型コロナに感染したすべての人は、ステルスに後遺症を残しているのです。

新型コロナの後遺症を残さないためには、若くて健康であっても「絶対に感染しない」ことです。

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東京は若者の感染が多い

世代別感染者数と割合

感染しても無症状か軽症で済む人が多い49歳以下は1034人で全体の69です。この世代は、感染していても無症状か極めて軽症で済むので多くの患者は感染に気がつかず日常生活を行います。

このように、健康に見える人が普通に生活を行い、感染を広めるのがこの新型コロナウィルス感染症の特徴です。

社会生活を行う時には、出会った人すべての人が感染者と想定して感染対策を行う必要があります。常に、注意を怠ることのないようにしてください。

20歳代から50歳代が市中で感染しウィルスを家庭に持ち込む

社会活動が活発な20歳代から50代までは1093人で全体の73%です。この世代が市中で感染しウィルスを家庭に持ち込むのです。

今感染が拡大し得いるのは、20歳代から50歳代が年末に会食をして感染し、家族に広めているのです。飲酒・飲み会や夜遊びの習慣を絶つことの出来ない人が大勢いることが分かります。

大切な家族にウィルスを移さないためにも、仕事帰りの酒を伴う飲食は控えてほしいと思います。

高齢者は重症化リスクが高い

高齢者(60歳以上)の感染者数は261人で17%です。高齢者は重症化する確率が高いので、高齢者への感染は避けたいところです。

高齢者は、感染が拡大してきているこの時期は、出来るだけ外出を控え、より危機意識を持って生活してほしいです。 

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重篤者は0.7%と割合は少ない

都内で今まで感染が確認された人の数は7万8566人です。

都の基準で集計した重篤の患者は、135人(-6)で全体の0.7%でした。

東京都の重症者の割合極めて少ない原因は、若者の感染者数が多いため重症者の割合は相対的に低くなるためです。

重篤者の年代は、20歳代1、40歳代9人、50歳代10人、60歳代39人、70歳代55人、80歳代20人、90歳代1人となっています。

重篤になる患者を性別で見ると、男性104人、女性31人と圧倒的に男性が多いです。

・すでに退院した人や、自宅などでの療養が終わった人は5万9908人。

今週に入り重症者が増加

 

このグラフは東京都のモニタリング項目(7)の重症者の数です。11月24日以降重症者が急激に増えていました。しかし、12月に入り重症者が少なくなってきていました。一時的に11日以降は再び増加に転じましたが、16日以降は、お亡くなりになる方いたり、退院したりする人がいるため、入院中の重症者数は減少したり、増加したりを繰り返しています。

この病気は、高齢の方や基礎疾患等抵抗力・体力の低下が著しい方には致命的に体を破壊する恐ろしい病気です。感染が拡大している時期は、高齢の方や基礎疾患を持つ方は、人との出会う機会を出来るだけなくすようにしてほしいです。

 

大阪 新型コロナ 592人感染確認

大阪府は、府内で新たに592人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。グラフの赤い点線は、1週間ごとの平均です。12月に入り緩やかに減少していましたが、先週にから再び上昇しています。

年齢別陽性者数

大阪の感染の傾向は年代による感染者数の偏りが少なかったことですが。今年に入り東京都同じように若者の感染が目立つようになりました。20歳代の感染者確認者数が増えてきています。20歳代は126人で全体の21%です。大阪では、感染確認者の5人に1人が20歳代です。

陽性率は、6.6%です。1週間の陽性率は、9.0%となっています。感染拡大のサインが出ています。

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健康に見える人が普通に生活を行い、感染を広める

感染しても無症状か軽症で済む49歳以下は346人で全体の58%です。この世代は、感染していても無症状か極めて軽症で済むので多くの患者は感染に気がつかず日常生活を行います。

このように、健康に見える人が普通に生活を行い、感染を広めるのがこの新型コロナウィルス感染症の特徴です。

社会生活を行う時には、出会った人すべての人が感染者と想定して感染対策を行う必要があります。

社会活動が活発な20歳代から50代がウィルスを家庭に持ち込む

社会活動が活発な20歳代から50代までは353人で全体の60%です。この世代が市中で感染しウィルスを家庭に持ち込むのです。感染すれば気がつかないうちに家庭を破壊してしまいます。大切な家族にウィルスを移さないためにも、仕事帰りの酒を伴う飲食はできるだけ控えてほしいと思います。

60歳以上の感染者数が175人で全体の30%です。高齢者の感染者の割合が極めて高いのが大阪の大きな特徴です。

重症者が175人(1日の重症者16人)とまた増えはじめた

大阪は、重症者が175人(1日の重症者16人)と高齢者の感染者数が多いこともあり、極めて多いです。新年度に入り、重症者も上昇傾向にあります。

このグラフは、東京都と大阪府の新型コロナ陽性確認者の年齢別割合を表したものです。東京が青、大阪が橙色です。

東京都では、感染者の年齢が比較的若く、20歳代から50歳代に集中しています。東京に対して大阪は、50歳以上も感染者の割合が高いです。特に、70歳代、80歳代の感染者が東京より多いことが顕著に分かります。

60歳以上の感染者の割合は、東京都が17%対して、大阪府では30%となっています。大阪は東京と比較して全体の感染者数は少なくても、高齢者の感染する割合は高いです。

高齢者は重症化する可能性が高く、医療リソースを多く消耗してしまいます。何としても高齢者の感染は避けたいものです。大阪の感染状況は感染者数は減っても、高齢者の感染者が多くまだまだ危険であると言えます。

大阪の死者が全国最多

大阪府では、死者の合計が714人となりました。東京都の707人を上回り、大阪府が最も多くなった。大阪府で死亡者が多いのは、高齢者の感染者が多いためです。

 

海外

日本時間の14日午後3時の時点で、世界全体で9234万8199人となりました。
また、亡くなった人は197万8614人となっています。

感染者が多いのは、アメリカで2307万1895人、インドが1051万2093人、ブラジルが825万6536人、ロシアが343万4934人、イギリスが322万953人となっています。

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