変異種、海外26カ国で猛威、国内新規に7人

投稿者: | 2020年12月26日

 

12/28変異種の検出は空港検疫を含め計15例目

28日、感染力が強いとされる新型コロナウイルスの変異種に新たに男女7人が感染していたことを明らかにした。英国に滞在歴がある6人と、南アフリカに滞在歴がある1人で、いずれも空港検疫で陽性となっていた。日本国内での変異種の検出は空港検疫を含め計15例目で、南アで報告されている変異種の確認は初めて。 

全世界からの新規入国停止

政府は、全世界からの外国人の新規入国を今月28日から来月末まで、停止することを決めました。

11の国と地域で実施しているビジネス関係者の往来については、引き続き、認められます。14日間の待機を免除している措置についても停止します。

変異したウイルスが確認されたと発表している国や地域から、帰国・入国するすべての人に、現地を出国する前72時間以内に検査を受けて証明書の提出を求めるほか、日本入国時にも検査を実施するとしています。

 

水際対策強化に係る措置

  1. 全ての国・地域からの新規入国の一時停止
    本年 12 月 28 日から令和3年 1 月末までの間、「国際的な人の往来の再開」の仕組みによる全ての国・地域(英国及び南アフリカ共和国を除く)からの新規入国を拒否する。
  2. 短期出張からの帰国・再入国時における特例措置の一時停止
    全ての国・地域(英国及び南アフリカ共和国を除く)からの帰国者・再入国者について、14 日間待機緩和を認めない。
  3. 検疫の強化
    出国前 72 時間以内の検査証明と入国時の検査を実施
    すべての入国者及び帰国者(ビジネス・トラック及びレジデンス・トラックによる入国者及び帰国者を除く。)について、本年 12 月 30 日から令和3年1月末までの間、出国前 72 時間以内の検査証明を求めるとともに、入国時の検査を実施する。
    検査証明を提出できない者は14 日間待機
    検査証明を提出できない者に対しては、検疫所長の指定する場所(検疫所が確保する宿泊施設に限る。)で 14 日間待機することを要請する。

変異株って何?

ウイルスは絶えず変異を起こしていくものです。イギリスで見つかった変異株は特に感染スピードが速いので注目されています。

この変異株の一番の特徴は、「今までの流行株よりも感染性が高い」ことです。実効再生産数を0.4以上増加させ、伝播のしやすさは最大で70%アップすると推定されるといいます。

そのほか南アフリカでも変異株の増加が報告されています。ただ南アの変異株は英国のものとは別系統だといいます。

感染力が強いこと以外後はまだ何も分かっていません。

 

感染者が発見された国は?

最初は英国で見つかっています。

現在、感染者が明らかとなったのは26の国と地域となっています。

25日時点で、デンマーク(9例)、オランダ(1例)、ベルギー(4例) 、オーストラリア(4例)、アイスランド、イタリアでなど欧州各地で感染例が確認されています。

変異ウイルスはどうやって見つかったの?

「イギリス 新型コロナウイルス感染症 ゲノム コンソーシアム」は、新型コロナウイルスの変異などを監視していて、検査のために採取された検体に含まれるウイルスの遺伝情報の配列を調べています。今までに、15万件ほどの解析を行っています

そうした中、問題となっているある特定の変異ウイルスが、イングランドの南東部とロンドンで極めて急速に拡大していることがわかってきました。

以前からある新型コロナウイルスよりもとても早いスピードで感染が広がるので国際的に注目されるようになりました。

 

感染しないためにはどうするの?

今までの対策と変わりません。

検査、隔離、治療、追跡、手を清潔に保つことや人と人とが距離を取ること、室内の換気をよくすること、特に今、休暇期間に家族で集まるときには窓を開けて、新鮮な空気を取り込むことがとても大切です。

人と出会う時には、常にマスクを着けるようにしましょう。

ウイルスの変異はどのように起きるのか?

ウイルスが変異することはとても普通のことです。ウイルスは自分自身をコピーして自己複製しながら増えていきます。

コピーの作り方はとても雑で、その過程でエラーが起きるんです。

それをウイルスの世界では変異(mutation)と呼びます。変異したウイルスは変異株(variant)と呼ぶのです。

偶然に感染力を持った変異株が作られることがあります。こうした株は、元のウイルスよりも環境に適したウイルスとなります。

自分に適した場所・環境では、他の株を押しのけ支配的なウイルスになってしまいます。

ワクチンは効くの?

ウイルスは絶えず変異を起こしていくものですが、必ずしもワクチンの効果がなくなるわけではありません。英国やWHOも現時点で今回の変異がワクチンの有効性に影響を与えるとのエビデンスは得られてないと述べています。

この画像には alt 属性が指定されていません

日本には入ってきているの?

日本では現在、水際で検体を採取して迅速に遺伝子解析を進めています。

12/27空港の検査で偽陰性で検閲をスルー

英国滞在歴のある50代女性から、英国で流行しているのと同様の変異種が確認されたと発表しました。女性は空港検疫の検査では陰性でした。宿泊施設の滞在中に微熱などの症状が出ました。 

12月26日、イギリスへの渡航歴がある新型コロナウイルスの感染者ら4人のうち、30代の男性とその家族のあわせて2人から「変異種」が確認されたことがわかりました。

12月25日夜、厚生労働省は英国から羽田空港、関西国際空港に到着した乗客計5人について、変異株の感染が確認されたと発表しました。10歳未満から60代までの男女で、60代男性は倦怠感があるものの、ほか4人は無症状だということです。

この変異株が日本で流行すると、医療崩壊の危機が高まります。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)