12/22東京都新型コロナ563人の感染確認

経過と近況

東京都新型コロナ563人の感染確認

東京都は、22日都内で新たに563人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。火曜日では初めて500人を超え、これまでで最も多くなりました。

65歳以上の感染者は65人で全体の12%と多いですが、重症者はいません。

 

58%は感染経路不明

 

58%の326人、これまでのところ感染経路がわかっていません。
感染経路
不明は、感染が拡大中のサイン。保健所の検疫調査だけでは感染を制御できておらず、市中感染が拡大しているサインです。感染者は増えても、保健所の職員の数は増えません。追跡が困難になったら、感染者を効率的に減らすことができる点に絞って追跡するなど、戦術を変更するようにするべきかもしれません。

年齢別感染者数と割合

21日の発表では、20歳代が多く、20歳代は133人で全体の24%です。東京都の感染確認者の4人に1人は20歳代となています。20歳代の感染者が多いのが東京都の特徴でが、先週から30歳代の感染も増えてきています。30歳代は120人で全体の21%です。東京では感染者の5人に1人が30歳代です。

東京は若者の感染が多い

世代別感染者数と割合

感染しても無症状か軽症で済む人が多い49歳以下は395人で全体の70%です。この世代は、感染していても無症状か極めて軽症で済むので多くの患者は感染に気がつかず日常生活を行います。

また、高齢者であっても感染しても初期の段階では症状が軽く感染に気が付きません。同じく、初期は感染に気がつかず普通に日常生活をするひとが圧倒的に多いです。

このように、健康に見える人が普通に生活を行い、感染を広めるのがこの新型コロナウィルス感染症の特徴です。

感染者はPCR検査で確認された人の6倍から10倍はいると言われています。新型コロナウィルスに感染した非常に多くの人が感染に気がつかず日常生活を行っています。

社会生活を行う時には、出会った人すべての人が感染者と想定して感染対策を行う必要があります。常に、注意を怠ることのないようにしてください。

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20歳代から50歳代が市中で感染しウィルスを家庭に持ち込む

社会活動が活発な20歳代から50代までは426人で全体の76%です。この世代が市中で感染しウィルスを家庭に持ち込むのです。大切な家族にウィルスを移さないためにも、仕事帰りの酒を伴う飲食はできるだけ控えてほしいと思います。

高齢者は重症化リスクが高い

高齢者(60歳以上)の感染者数は91人で16%です。高齢者は重症化する確率が高いので、高齢者への感染は避けたいところです。

高齢者は、感染が拡大してきているこの時期は、出来るだけ外出を控え、より危機意識を持って生活してほしいです。

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重篤者は1%と割合は少ない

都内で22日までに感染が確認された人の数は5万2382人です。

都の基準で集計した重篤の患者は、64人(+1)で全体の1%でした。

重篤者の年代は、30歳代1人、40歳代5人、50歳代7人、60歳代15人、70歳代21人、80歳代13人、90歳代2人となっています。

重篤になる患者を性別で見ると、男性53人、女性11人と圧倒的に男性が多いです。

東京都の重症者の割合極めて少ない原因は、若者の感染者数が多いため重症者の割合を下げているのです。また、大量のPCR検査を実施しています。感染確認者の中には多くの偽陽性が含まれていると思われます。そのため、重症者の割合が少ない値が出ていると推定できます。

・すでに退院した人や、自宅などでの療養が終わった人は4万5973人。

東京都は、比較的高齢者の感染が少ないので重症者の割合は低い

 

このグラフは東京都のモニタリング項目(7)の重症者の数です。11月24日以降重症者が急激に増えていました。しかし、12月に入り重症者が少なくなってきていました。一時的に11日以降は再び増加に転じましたが、16日以降は、お亡くなりになる方いたり、退院したりする人がいるため、入院中の重症者数は減少傾向にあります。

この病気は、高齢の方や基礎疾患等抵抗力・体力の低下が著しい方には致命的に体を破壊する恐ろしい病気です。感染が拡大している時期は、高齢の方や基礎疾患を持つ方は、人との出会う機会を出来るだけなくすようにしてほしいです。

 

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