12月13日新型コロナウィルス感染症の状況

経過と近況
3d coronavirus infection spread covid-19 pandemic background

2020年 12月13日 
国内感染者17万8242人 死亡者2582人
世界感染者7108万1574人 死亡者159万4777人

国内3041人の感染確認

全国で3041人の感染が新たに発表されています。
・国内で感染が確認された人は17万8242人
・亡くなった人は2582人

都市部から地方へ感染が広まりつつある。

陽性者数が100人を超える都道府県は、
東京都621、大阪府429、神奈川県223、愛知県206、北海道189、埼玉県199、千葉県121、広島県104、兵庫県137人です。
陽性者数が多い都道府県は、
福岡県86、沖縄県51、京都府75、静岡県38、茨城県38、群馬県40、宮城県35、岐阜県55、奈良県32、熊本県32、長野県32、岩手県42人です。

今まで少なかった都道府県に感染が広まる

今まで少なかった地方への感染が広がりつつあります。人の行き来がウィルスを運んでいるのです。観光している間はそんなには感染を広めることはありませんが、乗り物内での会話が弾むと危険です。また、人は食べなくては生きていけれません。旅行や出張先での食事も危ないです。酒が入り会話がはずめば感染者と濃厚接触していることになります。

旅行では人気のある観光地、飲食店こそ危険です。ビジネスを除く遠方へのお出かけは控えるようにしてください。

酒好きな人の欲望を制御できていない

感染の状況から考察すると、感染拡大の最大の原因は、気の緩みです。感染対策を怠る気の緩みが問題です。 

飲食・スポーツ・喫煙・休憩時のマスクをはずして会話等には特に気を付けてほしいと思います。

また、疲れている時、激しい運動をした時には抵抗力が落ちています。注意力も低下し、マスクを装着することを忘れがちになります。特に、気を付けてください。

要請程度では酒好きな人の欲望を制御できないため、感染拡大を抑えることが難しいように思われます。行政の対策は、「感染者の数を減少させることに成功しているとは言い難い」状況です。

重症者は全体の1.9%と急増している

重症者は578人(+24)で全体の1.9%で重症者の数から推定される死亡率は、0.5~0.6%となります。

重症患者が急増しています。強毒な新型コロナウィルスが海外から流入しているのかと疑われるほど、重症者はここにきて増加してきています。高齢者や基礎疾患を持った方の感染が増えていることが原因です。割合は低いですが、全体の感染者が増加しており、当然重症者の絶対数は増加しています。

症状が改善して退院した人などは14万7524人。

東京都621人の感染確認

東京都は11日、621人が都内で新たに新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

 

年齢別感染者数と割合

 

12日の発表では、20歳代が多く、20歳代は181人で全体の29%です。東京都の感染確認者の4人に1人は20歳代となています。20歳代の感染者が多いのが東京都の特徴でが、今週に入り30歳代の感染も増えてきています。

仕事で疲れている時、大学の部活等で過激にスポーツをした後は抵抗力は落ちています。ほっと一息つく時が危険です。ミーティング中、休憩中、昼食、ロッカルーム・更衣室での着替え等の時には必ずマスクを着用し、出来れば社会的距離も十分確保してほしいと思います。

また、仕事後の接待や飲酒を伴う飲食も感染が拡大しているこの時期には我慢してほしいです。

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58%は感染経路不明

 

58%の363人は、これまでのところ感染経路がわかっていません。
感染経路
不明は、感染が拡大中のサイン。保健所の検疫調査だけでは感染を制御できておらず、市中感染が拡大しているサインです。

健康な人がウィルスを運ぶ

 

感染しても無症状か軽症で済む人が多い49歳以下は438人で全体の71%です。この世代は、感染していても無症状か極めて軽症で済むので多くの患者は感染に気がつかず日常生活を行います。

このように、健康に見える人が普通に生活を行い、感染を広めるのがこの新型コロナウィルス感染症の特徴です。

感染者はPCR検査で確認された人の6倍から10倍はいると言われています。新型コロナウィルスに感染した非常に多くの人が感染に気がつかず日常生活を行っています。

社会生活を行う時には、出会った人すべての人が感染者と想定して感染対策を行う必要があります。常に、注意を怠ることのないようにしてください。

20歳代から50歳代が市中で感染しウィルスを家庭に持ち込む

社会活動が活発な20歳代から50代までは469人で全体の76%です。この世代が市中で感染しウィルスを家庭に持ち込むのです。大切な家族にウィルスを移さないためにも、仕事帰りの酒を伴う飲食はできるだけ控えてほしいと思います。

高齢者は重症化リスクが高い

高齢者(60歳以上)の感染者数は103人で17%です。高齢者は重症化する確率が高いので、高齢者への感染は避けたいところです。

高齢者は、感染が拡大してきているこの時期は、出来るだけ外出を控え、より危機意識を持って生活してほしいです。

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重篤者は1.2%と重篤者にしては多い

都内で12日までに感染が確認された4万6745人のうち、入院中の人は、11日より5人増えて、1874人となりました。

都の基準で集計した重篤の患者は、68人(+1)で全体の1.2%でした。

・すでに退院した人や、自宅などでの療養が終わった人は4万1297人。

重症者が増えてきている

 

このグラフは東京都のモニタリング項目(7)の重症者の数です。11月24日以降重症者が急激に増えていました。しかし、12月に入り重症者が少なくなってきていましたが、11日は9人もの重症者がでました。

この病気は、高齢の方や基礎疾患等抵抗力・体力の低下が著しい方には致命的に体を破壊する恐ろしい病気です。感染が拡大している時期は、高齢の方や基礎疾患を持つ方は、人との出会う機会を出来るだけなくすようにしてほしいです。

 

大阪 新型コロナ 429人感染確認

大阪府は、府内で新たに429人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。 

年齢別陽性者数

大阪の感染の傾向はどの年代による感染者数の違いがすくないことです。どの世代も感染者を出していると言えます。

大阪は高齢者の感染者が極めて多い

感染しても無症状か軽症で済む49歳以下は246人で全体の58%です。この世代は、感染していても無症状か極めて軽症で済むので多くの患者は感染に気がつかず日常生活を行います。

このように、健康に見える人が普通に生活を行い、感染を広めるのがこの新型コロナウィルス感染症の特徴です。

社会生活を行う時には、出会った人すべての人が感染者と想定して感染対策を行う必要があります。

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大阪では高齢者も市中感染している可能性がある

社会活動が活発な20歳代から50代までは224人で全体の53%です。この世代が市中で感染しウィルスを家庭に持ち込むのです。大切な家族にウィルスを移さないためにも、仕事帰りの酒を伴う飲食はできるだけ控えてほしいと思います。

60歳以上の感染者数が141人で全体の33%です。高齢者の感染者の割合が極めて高いのが大阪の大きな特徴です。

 

高齢者も感染を広める

大阪の方に「大阪では高齢者は不要不急の行動を控えるべきだ」と言ったら、

「新型コロナウィルスを感染させているのは無症状な若者だ」と言い返してきました。

とんでもない誤解です。この病気は後々重症化する患者でも、発病初期には症状が出ず感染に気がついていない人が多いです。症状に気がつかず感染を広めるのは若者だけでなく、感染者全員なのです。

なお、まったく症状が出ず感染に気がつかない人でも、体の中ではウィルスが緩やかに増殖し、肺や神経を破壊しているのです。肺や神経は回復が難しくずっと後遺症が残りますので、この病気をなめてはいけません。

大阪は、重症者が152人(1日の重症者7人)と多い

大阪は、重症者が15人(1日の重症者7人)と極めて多いです。重症病床の使用率が70%を超えています。

このグラフは、東京都と大阪府の新型コロナ陽性確認者の年齢別割合を表したものです。東京が青、大阪が橙色です。

東京都では、感染者の年齢が比較的若く、20歳代から50歳代に集中しています。東京に対して大阪は、50歳以上も感染者の割合が高いです。特に、60歳代、70歳代の感染者が多いことが顕著に分かります。

60歳以上の感染者の割合は、東京都が%対して、大阪府では33%となっています。大阪は東京と比較して感染者数は少なくても、高齢者の感染者の割合は多いです。高齢者の割合では、東京の2倍です。

高齢者は重症化する可能性が高く、医療リソースを多く消耗してしまいます。何としても高齢者の感染は避けたいものです。高齢者は大着をしないで府の警告を厳守するようにしてください。

 

海外

日本時間の12日午後3時の時点で、7108万1574人と7000万人を超えました。
亡くなった人は世界全体で159万4777人に上っています。

ワクチン

米政権、ワクチン承認へ圧力

メドウズ米大統領首席補佐官は11日、米食品医薬品局(FDA)のハーン長官に対し、同日中に米製薬大手ファイザーの新型コロナウイルスワクチンの緊急使用を許可できないならば辞任すべきだと圧力をかけた。その後に許可されたが、トランプ政権はワクチンの実用化をせかしてきた経緯があり、科学に対する信認が損なわれかねないとも指摘されている。

ワクチン接種へ アメリカ各地の医療機関で準備進む

アメリカのFDA=食品医薬品局が製薬大手ファイザーなどの新型コロナウイルスワクチンの緊急使用を許可したことで、全米各地にワクチンが供給されることになりました。ワクチンは、医療従事者などに優先的に接種されることになっていて、各地の医療機関では、接種に向けた準備が進んでいます。

トランプ氏「モデルナ社ワクチン1億本を追加購入」

トランプ大統領は新型コロナウイルスのワクチンについて、モデルナ社から追加で1億本を購入することを発表しました。アメリカ政府はモデルナ社とすでに1億本のワクチン供給で合意していて、今回追加された1億本は来年6月末までに順次配布されるということです。

 

対策

GoToトラベルの一時停止

政府は、北海道・札幌市と大阪市の延長に加え、東京と愛知・名古屋市を新たに一時停止の対象とする方向で調整に入ったことがわかった。

東京
65歳以上の高齢者や基礎疾患のある人を対象に17日までの自粛を呼びかけている東京については、若い人も含めた自粛要請の延長にとどめる案も検討されている。

大阪市全域に時短要請拡大へ

大阪府の吉村洋文知事は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため大阪市北区と中央区の飲食店などに行っている営業時間の短縮要請について、対象地域を大阪市全域に拡大する考えを示した。

吉村知事は「今はブレーキをかけるべき時期だとご理解いただきたい」と述べた。

福岡県が「コロナ警報」発令

福岡県が12日、2カ月ぶりに発令した独自の「コロナ警報」発令を決めました。

都が時短要請の期間延長で最終調整

新型コロナウイルス対策で実施されている飲食店などへの営業時間の短縮要請について、東京都は今月17日までとしていた期間を延長する方向で最終調整に入ったことが、都関係者への取材で明らかになった。

 

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