大阪 新型コロナ 310人感染確認、大阪では高齢者も市中感染し家庭にウィルスを持ち込む!

経過と近況

大阪 新型コロナ 310人感染確認

大阪府は、府内で新たに310人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。

年齢別陽性者数

 大阪の感染の傾向はどの年代による感染者の散らばりは少ないです。どの世代も感染者を出していると言えます。その中でも、20歳代と50歳代の感染が目立っています。

大阪は高齢者の感染者が極めて多い

感染しても無症状か軽症で済む49歳以下は155人で全体の50%です。この世代は、感染していても無症状か極めて軽症で済むので多くの患者は感染に気がつかず日常生活を行います。

このように、健康に見える人が普通に生活を行い、感染を広めるのがこの新型コロナウィルス感染症の特徴です。

社会生活を行う時には、出会った人すべての人が感染者と想定して感染対策を行う必要があります。

大阪では高齢者も市中感染している可能性がある

社会活動が活発な20歳代から50代までは180人で全体の58%です。この世代が市中で感染しウィルスを家庭に持ち込むのです。大切な家族にウィルスを移さないためにも、仕事帰りの酒を伴う飲食はできるだけ控えてほしいと思います。

60歳以上の感染者数が103人で全体の33%です。高齢者の感染者の割合が極めて高いのが大阪の大きな特徴です。大阪では高齢者も含め、夜になると酒を伴う飲食をどの世代も楽しむ習慣が身に付いているよううです。市中感染が拡大しているこの時期は、がまんしてほしいものです。

大阪は、重症者が141人(1日の重症者16人)と多い

大阪は、重症者が141人(1日の重症者16人)と極めて多いです。

このグラフは、東京都と大阪府の新型コロナ陽性確認者の年齢別割合を表したものです。東京が青、大阪が褐色です。

東京都では、感染者の年齢が比較的若く、20歳代から50歳代に集中しています。東京に対して大阪は、50歳以上も感染者の割合が高いです。特に、60歳代、70歳代の感染者が多いことが顕著に分かります。

60歳以上の感染者の割合は、東京都が17パーセントに対して、大阪府では33パーセントと2倍となっています。

高齢者は重症化する可能性が高く、医療リソースを多く消耗してしまいます。何としても高齢者の感染は避けたいものです。大阪は東京と比較して極めて深刻な状態となっていますので、高齢者は大着をしないで府の警告を厳守するようにしてください。

高齢者も感染を広める

中には、若者だけが無症状で感染を拡大していると勘違いしている方もいるようですが、高齢者でも無症状のまま終わる人がいます。また、感染し発病しても初期にはまだ発症していることに気がつかない人がほとんどです。すなわち、新型コロナウィルスに感染した人は全員がステルスに感染を広めているのです。「高齢者は感染を広めない」という考えは間違いです。

大阪府は、独自に設けた「大阪モデル」で「非常事態」を示す赤信号を点灯させており、府民に対し、今月15日までできるかぎり不要不急の外出を控えるよう呼びかけています。

 

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