東京都 561人の感染確認

経過と近況

561人の陽性を確認

東京都は、28日午後3時時点の速報値で、561人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

 

 

年齢別感染者数と割合

28日の発表では、20代が多く、20代は全体の24%でです。東京都の感染確認者の4人に1人は20歳代です。さらに、高齢者の感染も絶対数が増えていきており、先月と比較すると2倍になっています。なお、無症状が129人と過去最多になっています。

55%は感染経路不明

・55%の310人は、これまでのところ感染経路がわかっていません。
感染経路不明は、感染が拡大中のサイン。保健所の検疫調査だけでは感染を制御できておらず、市中感染が拡大しています。

健康な人がウィルスを運ぶ

感染しても無症状か軽症で済む49歳以下は367人で全体の68%です。この世代は、感染していても無症状か極めて軽症で済むので多くの患者は感染に気がつかず日常生活を行います。

このように、健康に見える人が普通に生活を行い、感染を広めるのがこの新型コロナウィルス感染症の特徴です。

 

社会活動をする20歳代から50歳代が市中で感染しウィルスを家庭に持ち込む

社会活動が活発な20歳代から50代までは407人で全体の72%です。この世代が市中で感染しウィルスを家庭に持ち込むのです。大切な家族にウィルスを移さないためにも、仕事帰りの酒を伴う飲食はできるだけ控えてほしいと思います。

高齢者の感染が増加している

高齢者(60歳以上)の感染者数は111人で20%と増加しています。高齢者は重症化する確率が高いので、高齢者への感染は避けたいところです。

高齢者は、感染が拡大してきているこの時期は、出来るだけ外出を控え、より危機意識を持って生活してほしいです。

重篤者は1.5%と抑えられているが急増している

都内で27日までに感染が確認された4万210人のうち、入院中の人は1510人です。

都の基準で集計した重篤の患者は、27日より6人増えて67人で全体の1.5%でした。

・すでに退院した人や、自宅などでの療養が終わった人は3万5733人。

ウィルスが強毒化?重症者が異常に増えている

 

このグラフは東京都のモニタリング項目(7)の重症者の数です。11月24日だけ突出して重症者が多いことが分かります。1日で10人の重篤患者が出ています。でも重篤者が10人も出た11月24日の感染確認者数は184人と少ないのです。11月24日の60歳以上の感染者の数は43人でした。43人中10人が重篤患者となります。

今までとは違う異常な増え方をしていますので、急増の原因としては、

  1. 高齢者の感染が増えてきている!!!
  2. 海外から強毒な新型ウィルスが流入している?
  3. 医師が意図的に重篤者の数を増やしている?

等の理由が考えられます。11月24日に重篤者が10人も出たのは怪しい数字です。

その後も高齢者の感染確認者数が増えるとともに重篤患者の数は急増しています。

小池知事「重症者の伸び早い」

重症の患者が6日連続で増加していることについて、記者団に対し、「きょうは67人で、このところの重症者の伸びは早いものがある。高齢の方々は、特に不要不急の外出をできるだけお控えいただきたい」と述べました。

「きょうから酒を提供する飲食店には夜10時までの営業時間の短縮をお願いしている。ぜひ協力をお願いしたい」と改めて呼びかけました。

 

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