8月29日新型コロナウィルス感染症の状況

新型コロナウイルス感染症の発生状況

2020年　8月29日　
国内感染者6万6646人　死亡者1261人
世界感染者2445万4344人　死亡者83万1615人

国内877人の感染確認

全国で877人の感染を確認、国内で感染が確認された人は、6万6646人
亡くなった人は1261人
東京都226人、大阪府106人、神奈川県75人、愛知県51人
福岡県66人、埼玉県56人、千葉県39人、兵庫県26人
沖縄県43人、京都府21人、空港の検疫6人

重症者は、28日時点で227人（－11）
症状が改善して退院した人などは、国内で感染した人が5万3995人

　

東京都 226人の感染確認

年齢別人数・割合

226人のうち、４０歳以下が55％、50から６０歳が23％
70代が5人、80代が12人、90代が2人
61％の138人は、これまでのところ感染経路が分かっていない
重症の患者は出ていない。

感染経路

家庭内の感染が39人、職場内が14人
会食での感染と、夜間営業する接待を伴う飲食店の関係者がそれぞれ10人

入院中1328人 自宅療養中447人

感染が確認された2万322人のうち、入院中の人は27日より146人減って1328人
重症の患者は27日より1人減って30人
自宅で療養している人は27日より18人減って447人
ホテルで療養している軽症や無症状の人は27日より3人増えて251人
入院と、ホテルや自宅での療養のどちらにするか調整中の人は27日より21人減って527人
療養が終わった人は1万7411人

東京都、自宅療養者向け健康観察システムを導入

LINEを使いまして健康観察システムを行います。本来ならば、無症状・軽症の方はホテルで療養するのが原則ですが。育児中であるとか、やむを得ず自宅で療養する人もいます。こうした方を対象にしまして、新たに健康観察システムを導入します。

自宅で療養される方には専用のLINEの公式アカウントをご案内いたします。ＬＩＮＥで健康状態を質問し、データーベースに保存します。保健所でこれを常時チェックし確認することが可能にななります。

これまでは電話で健康状態を把握していたが、電話に出ないということもありました。ＬＩＮＥで把握することが出来るようになることで、療養中の患者および保健所の職員の負担を軽減できるようになるとのこと。

　

海外

世界全体で2445万4344人の感染を確認。また、亡くなった人は83万1615人

韓国の新型コロナ新規感染者441人

全国で441人の新型コロナウイルス感染者が確認、
防疫当局は10人以上の集会禁止や登校授業全面中止などの措置が実施される「社会的距離確保第3段階」への引き上げを検討している。

対策

感染症法「２類相当」を外すと

『２類相当』の扱いから外れれば

1. 感染者の宿泊場所を手配したり、濃厚接触者を把握して感染経路を調べたりする作業自体が行われなくなるおそれがある
2. 検査や治療費が公費でまかなわれなくなり、経済的な理由で検査や入院を希望しない人が出てくる　

指定感染症になるとどうなる？

1. 入院・隔離措置を取ることができるようになる

指定感染症となると法に基づいてります。これにより、感染性の強い患者からの伝播を防ぐことが可能になります。

2. 公費で入院

指定感染症になることで公費から入院費用が賄われることから、患者の負担なく隔離措置を取ることができるようになります。

3. 保健所への届け出が必須

指定感染症になることで、診断した際に届け出ることが必要となる。

4. 接触者の把握が容易になる

患者と濃厚接触した人が今後新型コロナウイルス感染症を発症しないかを追跡することは非常に重要です。指定感染症になることで、接触者の調査をより確実に行うことができるようになります。また、全数把握がより正確になる。