8月9日新型コロナウィルス感染症の状況

経過と近況
3d coronavirus infection spread covid-19 pandemic background

新型コロナウイルス感染症の発生状況

2020年 8月9日 
国内感染者4万7464人 死亡者1042人
世界感染者1937万9517人 死亡者72万1375人

国内1565人の感染確認

全国で1565人の感染者の発表がありました。
東京都429人、大阪府178人、神奈川県128人、愛知県177人
福岡県150人、埼玉県84人、千葉県53人、兵庫県55人
沖縄県84人、京都府21人、空港の検疫9人

・人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は140人

東京都429人の感染確認

・429人のうち、20代と30代は合わせて274人で、およそ64%
・64%の273人はこれまでのところ感染経路がわかっていない

感染場所

・家庭内での感染で43人
・職場内と会食による感染がそれぞれ21人
・医療機関や学校などの施設内が14人
・接待を伴う飲食店の関係者は合わせて26人

入院状況

・自宅で療養している人は7日より55人増えて532人
・ホテルで療養している軽症や無症状の人は7日より13人増えて428人
・入院と、ホテルや自宅での療養のどちらにするか調整中の人は、7日より79人増えて1125人
・重症者は前日の23人から2人増え25人
・入院患者は1509人

海外

世界全体で1937万9517人となっています。また、亡くなった人は72万1375人に上っています。

・インドの新規感染者は7日が約6万2千人。傾向をみるための7日移動平均でも、インドの新規感染者は約5万6千人と米国(約5万5500人)を初めて抜いた。
・米国の新規感染は鈍り始めたが、死者は増えている。

感染していなくても「陽性」と判定されるケース

PCR検査は、新型コロナウィルスを見つけ出して感染しているか、していないか判定していると思いがちですがそうではありません。PCR検査では、新型コロナウィルスの遺伝子の中で他のウィルスにない特徴的なDNA(RNA)を見つけ出して感染しているか、していないか判定しているのです。

したがって、体内に新型コロナウィルスの特徴的なDNA(RNA)が存在すれば「陽性」と判定されてしまいます。

感染していないのに新型コロナウィルスの特徴的なDNA(RNA)が存在

感染していないのに新型コロナウィルスの特徴的なDNA(RNA)が存在するケースがあります。

  1. 感染者と濃厚染色したり、ウィルスを手で触ったりしてウィルスを暴露した人
  2. 新型コロナウィルスに暴露したが、自然免疫が働き感染しなかった人
  3. 感染したが自然免疫で治った人

となります。

この1~3に当てはまる人の体内には、一時的に新型コロナウィルスの特徴的なDNA(RNA)が存在することになります。したがって、1~3に当てはまる人は、偶然にもDNA(RNA)が残っている時点でPCR検査を受けると感染していなくても「陽性」と判定されてしまう場合があります。

感染者と濃厚染色したり、ウィルスを手で触ったりしてウィルスを暴露した人

感染者と濃厚染色したり、ウィルスを手で触ったりしてウィルスを暴露した人が、暴露した直後にPCR検査をすれば、ウィルスが採取されて「陽性」と判定されてしまう可能性があります。

新型コロナウィルスに暴露したが、自然免疫が働き感染しなかった人

新型コロナウィルスに暴露したが、自然免疫が働き感染しなかった人の体内にも、破壊された新型コロナウィルスの破片が残っています。この破片の中にも新型コロナウィルスの特徴的なDNA(RNA)が存在しますので、PCR検査を受けると「陽性」と判定されてしまうことがあります。

わずか数個のDNA(RNA)であっても、化学反応が起きる量に増幅することが可能です。PCR検査では、破壊された破片がわずかであっても見逃したりはしません。

感染し自然免疫で治った人

感染し自然免疫で治った人の体内にも破壊された新型コロナウィルスの破片が残っています。

新型コロナウィルスは極めてゆっくり病気が進行するので、感染しても病気に気がつかない人が多くいます。日本人の多くの人は、新型コロナウィルスに感染しても自然免疫の活動で、自然に治癒する人がいます。めでたしめでたしと言いたいのですが、治った直後には破壊された新型コロナウィルスの破片が残っていますので、PCR検査を受ければ「陽性」と判定されてしまうことがあります。

検査のタイミングが大切

新型コロナウィルスに暴露しても感染しないように日ごろから健康的な生活に心がけていても、元気であってもPCR検査を受けると突然「陽性」と判定されてしまうことはあるのです。その時のショックははかりしれません。家族や同僚、友人等親しくしていた人にどれだけ迷惑をかけることになるでしょうか。

感染していなくてもまちがって「陽性」と判定されてしまうことを「偽陽性」といいます。

先の説明からあなたが「偽陽性」判定されてしまう可能性があることがよく分かったと思います。「偽陽性」判定にならないようにするためには、検査のタイミングが大切です。新型コロナウィルスのDNA(RNA)が体内から排出され、なくなってから検査をすれば検査の間違いは少なくなります。

なんでもかんでもPCR検査を受ければいいのではありません。あわてて検査をすれば、間違った判定が出てしまう確率が高くなるのです。

検査最適日は感染して8日目

最も検査の精度が高くなるのは、感染してから8日目です。3~4日で感染すると言われていますので、濃厚接触してから11日目が最適と言うことになります。発症してから5日目となります。

コメント

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    • khibi より:

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