8月8日新型コロナウィルス感染症の状況

経過と近況
3d coronavirus infection spread covid-19 pandemic background

新型コロナウイルス感染症の発生状況

2020年 8月8日 
国内感染者4万5899人 死亡者1042人
世界感染者1900万9662人 死亡者71万1913人

国内1605人の感染確認

全国で1605人の感染確認。
東京都462人、大阪府255人、神奈川県107人、愛知県158人
福岡県140人。埼玉県は50人、千葉県65人。兵庫県49人
沖縄県100人、滋賀県31人、三重県23人、空港の検疫6人

・人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、7日時点で131人

感染後8日目が偽陰性の可能性が最小になる

米国ジョンズ・ホプキンズ大学のLauren M. Kucirka氏らが7つの研究のプール解析を行ったところ、偽陰性率は、発症後3日目(感染後8日目)に最も低くなることがわかった。著者らは、偽陰性の可能性を最小限にするために、検査は発症から3日間待って実施すべきとしている。

感染してからの日にちと偽陰性率

感染1日目;100%
感染4日目;67%
感染5日目;COVID-19の典型的な発症日

発症してからの日にちと偽陰性率

・発症日(感染5日目)1日目;偽陰性率は38%
・発症3日目(感染8日目);偽陰性率は20%と最低になる。
・発症4日目(感染9日目);21%と再び増加
・発症17日目(感染21日目);に66%

感染したばかりの新型コロナウィルス患者からウィルスを採集することは難しいのです。また、病気が治癒し始めウィルスが減少すると再びウィルスの採集が困難になります。

感染から8日目、すなわち発症してから3日目に口腔内や鼻腔内にウイルスが最も多く存在し、検査正しくPCR検査がでます。また、感染から8日目、すなわち発症してから3日目が最も感染力がありますので注意が必要です。

感染5日目より前にPCR検査をすると「偽陽性」「偽陰性」のリスクが伴う!

初期にPCR検査を行うと、ウィルスが少なくウィルスをうまく採集できないため「偽陽性」判定が多くなるリスクが高くなります。

また、感染5日前にPCR検査を行うと、暴露や感染しても自然免疫でウィルスを撃破し発症しなかった人も「陽性」と判定するリスクが高くなります。

自然免疫でウィルスを破壊し発症しなかった人の体内には新型コロナウィルスの破壊された破片が残っています。暴露や感染から5日前にPCR検査を行うと、ウィルスの破壊された破片に反応し、暴露しただけで陽性と判定が出てしまいます。いわゆる、発症もしないのに「陽性」となってしまう「偽陽性」判定です。

検査は、目的を持って、最も精度が高くなるタイミングで実施すべきです。

また、疫病に感染した人や感染の恐れのある人は、家から出歩いてはいけません。人に感染する恐れがあるからです。検査の日が来るまでは、人に感染させないように最善の注意を払いましょう。

東京都462人の感染確認

・462人のうち、20代と30代は合わせて304人でおよそ66%
・67%の309人はこれまでのところ感染経路が分かっていない

感染場所

・家庭内での感染で、49人
・職場内が30人、会食による感染が22人、医療機関など施設内が6人

入院状況

・入院中の人は6日より1人減って1475人
・重症の人は6日より2人増えて23人
・自宅で療養している人は6日より15人減って477人
・ホテルで療養している軽症や無症状の人は6日より7人増えて415人
・医療機関への入院と、ホテルや自宅での療養のどちらにするか調整中の人は6日より117人増えて1046人

対策

英アストラゼネカのワクチンについて、1億2千万回分の供給を受けることで基本合意

加藤勝信厚生労働相は7日、英製薬大手アストラゼネカが開発を進めている新型コロナウイルスのワクチンについて、1億2千万回分の供給を受けることで基本合意したと発表した。供給は2021年初めに始まり、3月までに3千万回分を確保する計画だ。同年夏の東京五輪・パラリンピック開催を意識した。

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