7月28日新型コロナウィルス感染症の状況

経過と近況

本日までの新型コロナウイルス感染症に関する状況を簡単にまとめます

新型コロナウイルス感染症の発生状況

2020年 7月28日 
国内感染者3万1264人 死亡者999人
海外感染者1626万1995人 死亡者64万8937人

国内

東京都で131人など全国で合わせて598人の感染が確認された。

・熊本県33人。神奈川県14人。埼玉県23人。千葉県24人。福岡県49人
・宮崎県11人。兵庫県12人。京都府20人。沖縄県18人。静岡県14人
・このほか、空港の検疫で18人

4連休中は検査数が平日に比べて少な
感染者数が減ったように思えるが、休日中は病院からの検査がなくなるために全体の検査数が減り、確認される件数も減るためである。

感染経路不明者が増加
感染経路が分からず『調査中』となっている人が増加している。市中感染の広がりが顕著である。また、濃厚接触者の追跡ができない。

大阪府87人感染確認

・感染経路不明者は6割強
・年代別では10~30代が59人で7割を占めている。

老人ホームとスナックでクラスター
・寝屋川市の特別養護老人ホーム「東神田の里」では入所者3人と職員2人の合計5人が感染
・吹田市のスナックでも客など8人の感染

愛知県76人感染確認

・大半が軽症か無症状
・20代が最多の31人で40・8%
・店で感染した若者から、同居する家族や勤務先の同僚への感染が広がっている。

今月1~26日の感染者571人のうち
・53・9%の308人の感染経路が不明
・年代別では、76・2%の435人が30代以下
・中等症以上の患者は4・2%の24人
・全体の547人の95.8%は無症状か軽症

東京都131人の感染確認

・20~30代は79人と6割を占め、40~50代は34人
・60%の79人は、これまでのところ感染経路がわかっていない
都福祉保健局は「40、50代の感染者は感染経路が判明する割合が低い。ここが増えると全体の感染経路不明者が増えることにならないか心配」と話した。

・27日までに感染が確認された1万1345人のうち、入院中の人は26日より95人増えて1260人。

重症の人は26日より1人増えて19人

無症状や軽症の人について

無症状や軽症者と判定された方には、次のようなことが考えられる。

  1. 無症状や軽症者の中には2割から4割程度「偽陽性」が含まれている。
  2. 無症状や軽症者は抗体が出来ないので、治っても再度感染する可能性がある。
  3. 軽症であったも、神経や脳が破壊されるケースもあり後遺症が残る人もでる。
  4. 軽症であっても肺が破壊された人は、その部分の修復はできない。

肺が侵された人の事例
事例1
「髪を乾かしながら多少“息苦しいな、息切れするな”とは思っていたんです。通勤して、普通に歩いているだけなのにずっと息切れしていて、息苦しくて…。職場に着いて、動いたり体力を使うことをしていないのに、ずっと、ちょっとしゃべれないくらい息苦しくて。仕事にならない」
事例2
「ジョギングとかして体を動かすのが好きなタイプだったんですけど、感染後、最近行ったら20分の散歩とかでも5分で息切れして。休憩して、ちょっと歩いて、休憩して…の繰り返しで、肺活量もすごく弱っていると思います。」

陰性と判定されても感染していることもある
なお、PCR検査で「陰性」と判定されても感染していないと言う保証にはならない。PCR検査には問題がある。アメリカの科学会誌に発表した研究によると、コロナに暴露された日の感度は0%、つまり誰も陽性にならないが、その後、4日後の発症時では62%、その3日後には80%に上昇する。

無症状者を検査しても、「偽陰性」になるケースが多い。「陰性」と判定された人は、繰り返し検査する必要がある。

海外

世界全体で1626万1995人となっています。また、亡くなった人は64万8937人に上っています。

・ドイツでも再燃が「非常に懸念される」トレンドが生じている。バイエルン州の農園でウイルス検査を受けた約500人の労働者のうち170人余りが陽性となった。「第2波が忍び寄っている」と警告

・中国では北部や北東部で感染が再燃し、湖北省武漢での流行を抑制して以降で最多の国内感染症例が確認された。

ワクチン

米「モデルナ」3万人を対象にした治験

米「モデルナ」米国内で約3万人を対象にした臨床試験(治験)の最終段階を開始

また、米生物医学先端研究開発局(BARDA)から新型コロナウイルスのワクチン開発援助資金を追加で4億7200万ドル受け取ったと発表した。これまでの小規模な治験では、参加者全員にウイルスの働きを中和する抗体の生成を確認していた。重篤な副作用も見られなかった。

米ファイザー3万人を対象にした治験

米ファイザーも27日から世界各地で計3万人規模の大規模治験に入ると発表

ドイツの製薬ベンチャー、ビオンテックと共同開発するワクチン候補「BNT-162」4種類のうち最も有望と見込む1種で中期~後期段階の治験を始める

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