発熱があるのに勤務し、後で感染が判明

新型コロナウィルスでは「感染しない、感染させない」を守りたいです。しかし、風邪の症状が出た程度では仕事を休みたくありません。昨日、発熱があるにも関わらず仕事を続け、２日後に新型コロナウィルスに感染が確認された事例が起きています。

自分の安易な判断がどれだけ多くの人に迷惑をかけるかを考えて、風邪の症状が出た場合、「自主的に自宅待機」をし、心配であれば最寄りの保健所等にある｢帰国者・接触者相談センター｣に電話で相談しましょう。

事例１　発熱後も病院で勤務

駒ヶ根市の昭和伊南総合病院は、ケアする30代男性の感染を確認

24日　37度2分の発熱、倦怠感と咳などの症状がある。が、勤務。
25日　夜勤で勤務
26日　夜、内科系の病棟で患者をケアする30代男性の感染を確認

県は、現時点の「濃厚接触者」である家族と知人あわせて22人人全員にPCR検査を実施します。病院はきょうから当面入院患者への面会を禁止します。

三重県紀北町の潮南中学校は、女性講師（20代）の新型コロナ感染が確認されました。

18日　発熱などの症状が出た
18日から22日まで　勤務（23日～祝日）
26日　感染が確認されました。

学校は、教職員全員と生徒の一部を対象にPCR検査を実施します。潮南中学校と同じ地区にある相賀小学校と矢口小学校も27日から29日まで臨時休校となりました。

疫病に感染したら自宅を出てはいけません。新型コロナウィルスのサインで最も多いのは風邪の症状です。風邪の症状が出た場合、「自主的に自宅待機」をし、心配であれば最寄りの保健所等にある｢帰国者・接触者相談センター｣に電話で相談しましょう。

なお、風邪の症状のある新型コロナウィルス感染症の方が最も感染力が強いので特に気を付けてください。