7月19日新型コロナウィルス感染症の状況 

経過と近況

本日までの新型コロナウイルス感染症に関する状況を簡単にまとめます。

新型コロナウイルス感染症の発生状況

2020年 7月19日 
国内感染者2万4916人 死亡者986人
海外感染者1388万8874人 死亡者59万2719人

国内 655人が感染

東京都で290人、大阪府で86人、神奈川県で49人など、全国29の自治体、それに空港の検疫を合わせて662人の感染者を確認。
亡くなった人は、国内で感染した人が986人

愛知県25人感染確認。岡山県35人。北海道13人。奈良県8人。京都25人。兵庫12人。

埼玉県、49人感染確認

越谷市市内のショーパブ「ステージクラブ トレビアン南越谷」のダンサーなど合わせて8人の集団感染確認。
さいたま市の県立大宮南高校で生徒2人の感染確認。

大阪府、86人感染確認

感染経路不明は46人。30代以下は65人で75%で若者が多い傾向が続いている。
陽性率は7.1%だった。
感染防止対策の指針を守っている施設に「感染防止宣言ステッカー」を配っており、クラスター(感染者集団)が発生した同じ業種の施設でステッカーがない場合は、利用自粛を府民に求めている。

千葉県32人

タムス浦安病院(浦安市)の入院患者、職員3人の感染が確認された。
この3人は最初の検査では陰性だったが、症状がでたので検査したら陽性と分かった。「夜の街」関連が30人にとどまる。

神奈川県、49人感染確認

重症は1人、中等症は4人、残る44人は軽症か無症状。
・横浜市では、保育士や大学生を含む10代から70代の男女16人
・県内の1日の感染者が40人を超えるのは4日連続

東京都、290人感染確認

20代が最も多く125人。30代以下が202人で、全体の約7割を占めた。感染経路が不明なケースは158人。

海外

世界全体で1388万8874人となっています。また、亡くなった人は59万2719人となっています。
世界の死者
・米国が約14万人で最多。ブラジルが7万8000人、英国4万5000人、メキシコが3万8000人と続く。
世界の感染者
・米国が365万人で最も多く、ブラジルが205万人、インドが104万人などとなっている。

後遺症

コロナ後症候群

新型コロナから回復した後(発症から平均2ヶ月後)も87.4%の患者が何らかの症状を訴えており、特に倦怠感や呼吸苦の症状が続いている方が多いようです。

倦怠感や呼吸苦の症状、関節痛、胸痛、咳、嗅覚障害、目や口の乾燥、鼻炎、結膜充血、味覚障害、頭痛、痰、食欲不振、ノドの痛み、めまい、筋肉痛、下痢など様々な症状がみられるようです。

退院1ヶ月後も呼吸機能が戻らない

1ヶ月後も、半分以上が呼吸機能に何らかの異常が残っているとされます。特に重症であった患者さんでは、退院1ヶ月時点で肺機能低下がみられる頻度が高いようです。

嗅覚・味覚異常が戻らない

発症から 4 週間後の時点で 48.7%の患者が嗅覚・味覚異常が完全に回復し、40.7%が完全には良くなっていないものの改善しており、10.6%は嗅覚・味覚異常が続いているまたは悪化していると回答しました。

つまり1割の患者では1ヶ月後も嗅覚・味覚異常が続いているということです。

回復後に脱毛がみられる患者も

中には「毛が薄くなってきた」と訴えられる患者さんもいらっしゃいます。

抗体検査の誤用相次ぐ

新型コロナウイルス感染症を巡り、抗体検査の「誤用」が相次いでいる。

抗体は、体内に侵入したウイルスなどから体を守るために作られる物質。検出可能になるには感染後2週間程度必要なため、検査時点の感染の有無は確認できない。

だが、抗体検査を「陰性証明」に使う例が相次いでいる。集団感染が発生した東京都新宿区の劇場では、体調不良を訴えた出演者1人が抗体検査で「陰性だった」ことなどを理由に出演を継続し、その後陽性が判明。

大阪市の松井一郎市長も14日、政府の観光支援事業「Go Toトラベル」を利用する旅行者らを対象に、抗体検査を公費で実施する方向で調整していると記者団に明らかにした。これに対し、感染症に詳しい太融寺町谷口医院(大阪市北区)の谷口恭院長は「抗体検査は検査時点での感染の有無を調べるものではない。旅行者に実施するのは理解に苦しむ」と苦言。

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