7月11日新型コロナウィルス感染症の状況

経過と近況

本日までの新型コロナウイルス感染症に関する状況を簡単にまとめます。

新型コロナウイルス感染症の発生状況

2020年 7月11日 
国内感染者2万1198人 死亡者982人
海外感染者1226万8630人 死亡者55万4928人

国内

全国

東京都で243人、埼玉県で44人、神奈川県で32人など全国で合わせて430人の感染発表がありました。
・大阪府、22人 「黄信号」警戒。京都府10人。千葉県12人。
東京都以外の都道府県でも、感染経路不明者が多く、市中感染が広がりつつある可能性があるとのこと。

小池知事、「感染しない・させない行動」を呼びかけ

東京都、243人
・243人のうち、20代は126人、30代は60人で、それぞれの年代をあわせると186人となり、若者の割合は全体のおよそ8割近く
・101人は今のところ感染経路がわかっていません。
・243人のうち110人はホストクラブやキャバクラ店など近い距離での接客を伴う店の従業員や客で、地域別に見ると、新宿エリアが93人、池袋エリアが1人だということです。

ウィルスとはいつ遭遇するか分かりません。新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」をスマホにインストールし、万が一に備えましょう。

「夜の街」対策強化

政府と東京都は新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生している接待を伴う飲食店など「夜の街」からの2次感染を防止するため、PCR検査を大幅に拡充するなどの対策強化に取り組むことを決めた。

今回の感染拡大は「夜のクラスターが核になって進んだことはほぼ間違いがない」とした上で、そこから家庭内感染、さらに医療機関や地方へも広がっている。

接触確認アプリは抑制のカギになるか

潜在的な患者が多く、市中感染が広まってきている。新型コロナウイルスの感染拡大防止策の1つとして6月19日にダウンロードが可能になった「接触確認アプリ」。新たな感染者の確認が増え始めた今こそ、その有用性が試される時ともいえる。

 

接触確認アプリは7月3日から濃厚接触の可能性があった場合に通知を受けられるようになるなど、いよいよ本格運用が始まっている。利用者からは、

  1. 自分の感染防止のために使わない選択肢はない
  2. 一人ひとりが最低限できることを始めないと変わりません
  3. 家族や同僚に迷惑をかけるリスクが多少なりとも軽減できるなら利用すべきだ

等の意見が多い。活用することで自身の感染リスクをいち早く知れば、さらなる感染拡大を防ぐことにつながる。

 詳しくは➡➡➡新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」

海外

・世界全体で1226万8630人となっています。また、亡くなった人は55万4928人となっています。
このうち感染者が最も多いのは、
▽アメリカで311万8008人で、
次いで、
▽ブラジルが175万5779人、
▽インドが79万3802人、
▽ロシアが70万6240人

・メキシコ7280人と、過去最多。

香港が学校閉鎖

・香港32人
香港政府は新型コロナウイルス感染者の増加を受けて全ての学校を13日から夏休みとする措置を決めた。

オーストラリアは帰国す制限

オーストラリアは帰国する市民の数を一段と制限するほか、帰国後の隔離手続きを見直す方針だ。

・全米約6万1791人(2%)増加。テキサス、カリフォルニア、フロリダの3州で死者数が過去最多を更新

対策

新宿区陽性者に10万円の見舞金

東京都新宿区は新型コロナウイルスに感染した区民に1人当たり10万円の見舞金を支給する。軽症や無症状でもPCR検査で陽性判定された人は受け取ることができる。

コロナに感染すると症状の重さを問わず、家族も含めて仕事に行けないなど社会活動が制限される。新宿区は患者の生活を支援するという観点から見舞金を計画。

感染防止図り 社会経済活動の段階的な引き上げ

政府は、二次感染の防止を図る一方、緊急事態宣言を出す状況にはないとして、社会経済活動の段階的な引き上げを目指すことにしています。

  1. PCR検査の積極的な実施
  2. 保健師の増員などによる保健所の体制強化
  3. ガイドラインの徹底を事業者に求める
  4. 利用者にも、守っていない店を控えるよう呼びかける 

政府としては東京都などと連携して対策を実行して、二次感染の防止を図る方針です。

東京都の企業再び自衛の動き

東京都で感染増に歯止めがかからない状況だが、国や都は再度の休業要請にはなお消極的だ。企業の間には、感染再燃と経済活動再開のはざまで戸惑いながら「自衛策」を探る動きも出始めた。

新型コロナ「エアロゾル」感染の可能性

米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は10日、新型コロナウイルスが空気中を漂う微粒子「エアロゾル」を介し感染する公算はある程度起こり得るとの認識を示した。

医療

アビガン日本臨床で有効性確認できず

藤田医科大学(愛知県)は同日、アビガンの臨床研究の結果について、統計的な有意差はなかったと発表した。ロシアでは、アビファビルは新型コロナ感染の初期、もしくは軽症の患者で最も効果があると指摘した。

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