7月7日新型コロナウィルス感染症の状況

経過と近況

本日までの新型コロナウイルス感染症に関する状況を簡単にまとめます。

新型コロナウイルス感染症の発生状況

2020年 7月7日 
国内感染者1万9996人 死亡者978人
海外感染者1149万5412人 死亡者53万5185人

国内

全国

東京都で102人、埼玉県で16人の感染が確認されるなど各地で合わせて174人の感染が新たに発表されています。

・神奈川11人、藤沢市では小学生の男児の感染が明らかになった。藤沢市では10代男児の感染が判明し、この児童が通う市立小学校は臨時休校を決めた。

・鹿児島県9人。うち5人は鹿児島市のショーパブ「NEWおだまLee男爵」の利用客と、従業員の接触者。

・千葉県10人、小学生1人を含む。7~10日の4日間、同校を臨時休校。
・大阪府8人。茨城県3人。愛知県2人。兵庫県2人。

東京都感染者数3桁が続く

東京都102人。
・ウち、20代と30代は合わせて72人で、全体のおよそ70%。
・35人はホストクラブやガールズバーなど近い距離での接客を伴い、夜間営業する飲食店の従業員や客で、新宿エリアが31人、池袋エリアが1人。

ワクチンを期待するよりも「新しい生活様式」

手洗い、人と2mの距離を置く、消毒、室内の換気等に気を付けていればそんなに感染するものではありません。今、感染が判明している人の多くは、感染者との濃厚接触をしてしまった人です。

新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」をスマホにインストールし置ておき万が一に備えましょう。

海外

世界全体で1149万5412人となっています。また、亡くなった人は53万5185人となっています。
・インドの新型コロナウイルス感染者数が約70万人となり、ロシアを抜いて世界3位となった。
感染者が多いのは
▼アメリカ 289万7613人
▼ブラジル 160万3055人
▼インド 69万7413人
▼ロシア 68万6777人

・インドの新型コロナウイルス感染者数は6日、69万7000人を突破し、ロシアを抜き世界で3番目の多さとなった。

米国では50州のうち39州で感染者数が増加

・米国では50州のうち39州で新型コロナウイルスの感染者数が増加しており、4日の独立記念日を祝う集まりなどで感染が一段と拡大し、医療提供体制が圧迫されるとの懸念が強まっている。累計感染者数は300万人近くに、死者は約13万人に上っている。

・米フロリダ州とアリゾナ州で、新型コロナウイルスの感染者増加率が過去7日平均を下回った。増加率はフロリダが3.2%(7日平均5.1%)、アリゾナが3.4%(同4.1%)。

韓国エイズウイルス(HIV)感染1,222人

韓国、2019年に新たにエイズウイルス(HIV)感染が判明した人は1985年の統計開始以降で最も多い1,222人

医療

新型肺炎の空気感染の可能性

新型コロナウイルス感染症が空気を通じて感染させるという主張が科学界から出た。全世界32カ国の科学者239人が世界保健機関(WHO)に公開書簡を送って新型肺炎の空気感染の可能性を提示し、新型肺炎の予防規則を修正してほしいと促したと報じた。

空気を通じて感染する場合、遠く離れている状況でもマスクを着用しなければならない。一番小さい呼吸器の粒子まで遮断するN95マスクも必須だ。

WHOは「NYTの報道を把握しており、専門家と精査している」とコメントした。

医療従事者の3割が鬱状態

医療従事者の精神面への影響について、日本赤十字社医療センターが調べたところ、3割近くが、うつ状態になっていたことがわかりました。調査を行った医師は「無症状でも感染させてしまうウイルスの特徴もあって、不安が増している。医療者を精神面で支える対策が必要だ」と指摘しています。

  1. 職員どうしや家族との間でもコミュニケーションが減っている
  2. 慢性的な疲労感
  3. 対応が長期に及んでいることによって、負担感は増している

ストレスがさらに続くと燃え尽きる可能性が高まり、より重い抑うつ症状を引き起こしかねないとのこと。

新型コロナ、3カ月で抗体減少

スペイン保健省は6日、新型コロナウイルス感染後に体内で作られる抗体が短期間で減少したとする研究結果を明らかにした。

スペイン人約7万人を対象に、3カ月にわたり3回の抗体検査を行った。1回目の検査で陽性だった被験者の14%が、3回目の検査では陰性だった。最終的に抗体を保有している人は、被験者全体の5%にとどまった。

ワクチンも防御効果に限界がある可能性が高い

米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のアンソニー・ファウチ所長は6日、新型コロナウイルスのワクチンはいかなるものでも感染防御効果の持続期間には限りがある可能性が高いとの見解を示した。

東京版CDC を感染第2波に備え速やかに設置

小池知事は記者会見を開き、公約に掲げた、「東京都版CDC=疾病対策予防センター」について、都民に正確な情報発信を行う拠点にするため、速やかに設置する考えを示しました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました