6月30日新型コロナウィルス感染症の状況

経過と近況

本日までの新型コロナウイルス感染症に関する状況を簡単にまとめます。

新型コロナウイルス感染症の発生状況

2020年 6月30日
国内感染者1万8631人 死亡者972人
海外感染者1000万4643人 死亡者49万9296人

国内

全国

京都で58人、埼玉県で13人、北海道で11人、大阪7人、神奈川6人、京都4人など合わせて110人の感染が新たに発表されています。

・道と札幌市、小樽市(昼間にカラオケ3人)は29日、新たに11人が新型コロナウイルスに感染していることが確認。札幌市の7人は全員、西区の老人ホーム「かがやき八軒」の入所者や介護職員、それにデイサービスの利用者。

・大阪府は、新たに7人の新型コロナウイルス感染が確認

埼玉キャバクラでクラスター

埼玉県で29日、新たに12人の新型コロナウイルス感染が確認された。
・埼玉県の大野元裕知事は29日、高齢者や基礎疾患を持つ県民に東京との往来自粛を求める方針を示した。
・さいたま市のキャバクラ店で、新たに4人の感染が確認

東京都から他県に拡大?

東京都は29日、都内で新たに58人が新型コロナウイルスに感染。「夜の街」関連の感染者は32人で、うち20人はホストクラブ関係者だった。「夜の街」関連の感染者が、別の「夜の街」関連へと感染を拡大させ、他県へも広がりを見せているとのこと。

海外

・世界で確認された新型コロナウイルス感染者は28日、累計1000万人を突破し、死者も50万人を超えた。過去最悪とみられるペースで拡大が続いている。

・集計での感染者は、米国が最も多く約254万人で、2番目のブラジルの約131万人と合わせると世界全体の3分の1以上を占めている。3番目はロシアで約63万人、インドの約53万人、英国の約31万人と続いている。10万人を超えている国は19カ国を数えている。

・死者は、米国が約12万5000人超で、次いでブラジルが約5万7000人、英国が約4万4000人。世界の死者は4月10日に10万人を超えた。

・韓国での新型コロナウイルス新規感染者が、43人確認された。

医療

コロナ薬「レムデシビル」の価格、1回分の治療2340ドル

「レムデシビル」の米国や他の先進国向けの価格を1バイアル当たり390ドルに設定したと発表した。1回分の治療(5日間/6バイアル)では2340ドルとなる。

解熱剤は必要がない

新型コロナに限らず、ほとんどの発熱には解熱剤は必要がないと考えています。熱が上がるというのは、免疫力を上げるための作用です。

解熱剤は、せっかく自分で上げた免疫力を下げることになります。ほとんどのウイルスは熱に弱いので、熱が上がることは、ウイルスを弱らせる、免疫力を上昇させる、その両方に作用します。

 子どもや高齢者であっても基本的には熱を下げる必要はありません。

対策

新型コロナ感染者との接触追跡が最も重要

テドロス事務局長は29日、新型コロナウイルス対策の中で新型コロナ感染者との接触追跡が最も重要とし、追跡できていない政府に弁解の余地はないと述べた。

感染源問題

WHO=世界保健機関のテドロス事務局長は、新型コロナウイルスがどのように広がったか調べるため、来週、中国に専門家を派遣することを明らかにしました。

アメリカが中国の研究所から広がった可能性を主張したのに対し、中国は強く反発していて、WHOとしていつ独自の調査に乗り出すのか注目されていました。

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