自衛隊の積極的な新型コロナウィルス対策

新型コロナワクチン 健康生活

新型コロナに対する積極的な対策と消極的な対策

健康と言う観点からすると、疫病対策には消極的な対策と積極的な対策があります。病気に感染してしまってから事後対策に追われる、治療的、対象療法的な対策を消極的対策と言います。

一方、日ごろから健康的な生活に心がけ、感染の未然防止にむけた予防的な対策を積極的な対策と言います。

ここでは、数々の救援活動を行いながらも一人も感染者を出していないという素晴らしい実績を上げている、「見えない敵」との戦いに勝利した自衛隊の積極的なコロナ対策について紹介します。

「見えない敵」との戦いに勝つには、感染防護の重要性を認識することが大切です。

【参考】
なぜ自衛隊員にコロナ感染者が発生しなかったのか? 統合幕僚長が語るその“勝因”
陸上自衛隊の活動を収録した動画
;より一部抜粋したものです。

自衛隊式感染症予防を動画で紹介1!!

「自衛隊式感染症予防」タイベックスーツ装着編

 

「ダイヤモンド・プリンセス号」派遣隊員から一人も感染者を出すことなく任務を完遂

防衛省・自衛隊が組織力を発揮できた点
船内で起きている状況を迅速かつ的確に把握したうえで、計画を作成、実行できました。

責任感と使命感
隊員一人ひとりが責任感と使命感をもち、防護のための基本動作を愚直に実践してくれたこと。

指揮官の強いリーダーシップ
指揮官が現場で明確な指示・命令を出し、強いリーダーシップを発揮してくれたことです。

「見えない敵」との戦い
部隊は平素からNBC(放射能、生物、化学)防護の訓練をしていたため、その恐ろしさや感染防護における基礎動作の重要性を認識していました。

自衛隊式感染症予防を動画で紹介2!!

「自衛隊式感染症予防」ガウン着脱編

いかなる脅威であれ、それに立ち向かう

感染防護対策の徹底

・災害派遣の業務ごとの感染リスクを判定し、防衛省独自の防護基準を設定するとともに、隊員がとるべき基本動作を明らかにしました。

ウイルスの感染防護に知見を有する衛生部隊が一般の部隊に対して教育を行なったことで、感染防護に必要な知識を派遣前から普及しました。

・救援は、未知の活動でまさしく手探りの状態です。それでも部隊は日々の活動で得た教訓を、直ちに次の活動に活かしてくれた。日ごろの訓練の賜物です。

 

院内感染を防ぐ

自衛隊中央病院では、新型コロナの陽性患者を多く受け入れながらも、院内感染は起きていません。

自衛隊中央病院では、標準的な予防策を徹底しています。患者の対応にあたる医官や看護官は、必要に応じてN95マスクやガウンを着用し、手指消毒の感染防護策を実施するほか、日々の業務終了時に体温を測定し、健康管理に万全を期しました。

新型コロナの陽性患者を多く受け入れながらも一人の感染者も出なかったのは、訓練と同じ構えで対処できたことが奏功しました。これまでの教育訓練が間違っていなかったからとのこと。

自衛隊式感染症予防を動画で紹介3!!

「自衛隊式感染症予防」車内の養生編

平時の感染症対策と訓練

自衛隊は集団生活・集団行動を基本としているため、ひとりの隊員が一度感染症に罹患すると、隊内に一気に感染が広がる恐れがあります。もしそうなれば部隊の活動基盤は損なわれ、即応性に悪影響を及ぼしてしまいます。 この事態を避けるため、自衛隊の部隊長及び隊員一人ひとりが、新型コロナを含むあらゆる感染予防に対する高い意識をもち、注意を払っています。

具体的には、手洗いやうがいなどの基本的な衛生管理を徹底しているほか、部隊長は部下の健康状態をつねに管理しています。

自衛隊式感染症予防を動画で紹介4!!

「自衛隊式感染症予防」手洗い編

自衛隊の教育訓練は、任務完遂に必要な能力を維持・向上するために必要不可欠です。これからも新型コロナの感染状況を適切に判断しながら、「三密」を避ける感染防止措置をとりつつ、できる限りの精度の高い訓練を追求していきます。

教育訓練の際にも当然、隊員同士の距離の確保や室内の換気、車両の窓の開放、マスクの着用、手指消毒などの感染防止措置を徹底しています。

自衛隊式感染症予防を動画で紹介5!!

「自衛隊式感染症予防」咳エチケット編

隊員一人ひとりが、新型コロナを含むあらゆる感染予防に対する高い意識をもち、注意を払って愚直に実践しているとのこと。

心身ともに健康であることが最高のコロナ対策

栄養バランスを考えた食事

自衛隊の食事は、1食あたりの経費上限があります。
豪華ではありませんが平均的な一般家庭の食事と同等です。カロリーと栄養のバランスを重視してメニューを作っているのか見た目は随分と「質素」にも見えます。
しかし、栄養士が毎食のメニューを考えて作っており健康的ですしメニューは多岐に渡っています。

加給食
重労働の隊員にのみつく食事の特典とは言ってもそれほど豪華なものがつくわけでもなくバナナ一本、チョコ菓子一個、プリン一個、梨一個など・・・
潜水士など他の職種でも加給食が付きます。
半減食
一方で航空自衛隊の「半減食」というメニューもあります。
これは通常よりもカロリーを低く抑えた料理で例えば広東麺、キャベツ、にら饅頭、ザーサイの浅漬け、食べるラー油、ネーブルオレンジです。

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体力練成

自衛隊に入隊すると陸上、海上、航空問わず教育隊で自衛隊の基礎教育を受けます。この教育の中にはこれから自衛官として、過酷な状況下でも任務遂行ができるようにするための基礎体力練成があります。基礎というだけあって、無理な訓練はありませんが全くトレーニングしていないと出だしから同期との差が大きく開きます。その中でも持続走能力の差は最も目立ちます。

よく誤解されますが、自衛官といえども決して一日中運動をしているわけではなく、多くの時間を占める訓練や他の業務を通じて必然的に体力が維持され、向上しているというのが実態です。一日の課業が終わると、多くの隊員はスポーツ活動や駆け足などで自らを鍛えています。

自衛隊員なら感染しても極めて軽症ですむ

常に、栄養バランスの取れた食事をとり、日ごろから体を鍛えている自衛隊員が万が一感染しても極めて軽症で済みます。おそらく、周りも、本人も感染に気づかず自然に治癒してしまうことでしょう。

健康的なライフスタイルこそ究極のコロナ対策

自衛隊員がなぜ新型コロナウィルス感染症に感染しないかよく理解できたと思います。

感染防護対策の徹底し、学習し訓練しています。

栄養バランスを考えた食事と常に心身を鍛えています。

自衛隊員が日ごろから健康的な生活に心がけ、感染の未然防止にむけた予防的な対策を積極的な対策を実践しているからです。

自衛隊員の生活の一端を見ることで、新型コロナウィルス感染症に感染しない方法が見えてきたと思います。

国民一人一人が、自分の健康は自分で守ることを自覚することが大切です。もしあなたが健康診断で生活習慣病が見つかったらコロナの餌食になるかもしれません。今すぐ、健康的な生活習慣を身に付けるように生活を切り替えてください。

新型コロナウィルスといつ遭遇してもおかしくない間は、「新しい生活様式」を習慣化し常に実践できるようにすることが最も大切なのです。

 

コメント

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