6月14日新型コロナウィルス感染症の状況

経過と近況

本日までの新型コロナウイルス感染症に関する状況を簡単にまとめます。

新型コロナウイルス感染症の発生状況

2020年 6月14日
国内感染者1万7454人 死亡者927人
海外感染者765万1175人 死亡者42万5869人

国内

東京24人、神川6人、北海道9人、空港検閲3人合わせて45人の感染が新たに発表されています。
・東京都の感染者24人のうち、夜の繁華街に関連した感染者は4人だった。いずれも新宿エリアで感染し、うち20~30代の男性3人はそれぞれ別のホストクラブに勤務していた。複数の感染者が出ている武蔵野中央病院(小金井市)で患者4人の感染も確認された。同病院関連の感染確認は計46人となった。
・札幌では、昼間にカラオケができる喫茶店での感染者が5人確認され拡大に歯止めがかかっていません。

海外

感染が確認された人は、世界全体で765万1175人で、亡くなった人は42万5869人となっています。
・ブラジルでは12日時点で新型コロナの死者数が4万1828人に達し、英国(4万1566人)を上回った。
・米フロリダ州の新型コロナウイルス感染者数が2.8%増加し7万971人となった。

中国の北京で、市場に出入りしていた7人の感染が確認され、地元政府はこの市場を閉鎖し、感染経路を調査するなど警戒を強めています。
韓国、新型コロナウイルスの感染者数は49人増え、各地でクラスターが発生している。

対策

新型コロナウイルス接触確認アプリ

厚生労働省は、6月中旬に「新型コロナウイルス接触確認アプリ」をリリースする予定であることを発表した。このアプリは、スマートフォンのBluetooth機能を使って、利用者のプライバシーを保護しながら、新型コロナウイルス感染症の陽性者と、半径1メートル、15分以上接触した可能性について通知を受けられるもの。情報は1日1回更新され、アプリから「陽性者との接触を確認する」を選ぶと、過去14日間の接触状況を確認できる。

気温と感染力

気温が低い地域ほど感染者数が多い

北海道では新型コロナの感染者が多く、南側の温かい県では比較的少ない。気温が低い地域ほど感染者数が多い。25.8℃までは気温が下がるほど症例数が多くなる。温度・湿度が高い地域では、低い地域よりも新型コロナは伝播しにくい。

梅雨や夏に新型コロナは減るのか?

感染伝播が気候により影響を受ける可能性はあるものの、梅雨や夏の気候によって流行が終息することはないだろうという結論になっています。梅雨や夏になったからといってそれだけで流行が終息することは期待できず、社会的距離を保つなど新型コロナを常に意識した新しい生活様式を意識した暮らしを続けていくことの方が感染を広げないためには重要ということです。

小学生の学校での感染

厚生労働省のクラスター対策班が北九州市に対し、児童間の交流を通じて感染が広がった可能性を指摘していた。

  1. 席が近い
  2. 一緒に遊ぶ
  3. 一緒に下校

等の行為で濃厚接触をした可能性が高い。

入国制限緩和の動きに警戒の声

北海道大の西浦博教授(理論疫学)らが実施した研究では、1日10人の感染者が入国すると3カ月後には大規模流行が再発するとの試算もあり、専門家は「水際対策は完璧ではない。国は入国者制限など適切な対策を取るべきだ」と訴える。

入国の際にPCR検査や待機要請を実施しても、感染していても検査によって「陰性」と判定されてしまう人も出るため入国時の検閲・待機だけで感染を防ぐことはできない。「感染者が来るほど確実に流行が起こる」として入国制限が必要との結論になった。

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