6月13日新型コロナウィルス感染症の状況

経過と近況

本日までの新型コロナウイルス感染症に関する状況を簡単にまとめます。

新型コロナウイルス感染症の発生状況

2020年 6月13日
国内感染者1万7404人 死亡者925人
海外感染者742万6178人 死亡者41万8052人

国内

東京25人、北海道10人、福岡9人など合わせて61人の感染が新たに発表されています。
・「昼カラオケ」を通じて新型コロナウイルスの感染が拡大したとみられるクラスター(感染者集団)をめぐり、札幌市は12日、2件目の喫茶店クラスターの感染者が2人増えて計12人になったと発表した。
・都内の新たな感染者は25人。都によると、20~30歳代の若年層が8割超(21人)を占め、接待を伴う飲食店の従業員や客ら「夜の街」に関連する人は13人。このうち11人は男性ホストだった。
・厚生労働省によりますと、12日までにブラジルやロシアなど海外から羽田空港と成田空港に到着した男女5人が空港の検疫所で新型コロナウイルスに感染していたことが新たに確認されました。

海外

世界

・世界の新型コロナウイルス感染者は750万人を突破した。インドの感染者は1日で約1万人増加した。インドの感染者数は12日までに計29万7535人に達した。これは英国の29万2860人を上回り、米国、ブラジル、ロシアに次ぐ規模。
・米国ではテキサス、アリゾナを含む一部少数の州で新型コロナウイルス感染症による入院者数が足元で急増、米経済の再開が感染の第2波を引き起こすとの懸念が強まっている。

韓国

・韓国で確認された新型コロナ感染者は計1万2003人となり、24時間で56人増加した。朴淩厚(パク・ヌンフ)保健福祉相は首都ソウルとその周辺で感染リスクが高まっていると指摘した。

医療

厚生労働省は12日、新型コロナウイルスに感染した患者がPCR検査なしで退院できる基準を、原則として発症から10日経過し、かつ症状が改善して72時間過ぎた場合に見直した。

  1. 無症状の場合、発症から10日間経過し、かつ熱が下がるなど症状が軽快してから72時間過ぎればPCR検査なしで退院できるとした。
  2. 検体採取日から6日間経過後、10日たたずに症状がよくなった場合はこれまで同様、PCR検査を24時間以上間隔を空けて2回連続で陰性だと退院可能とする。
  3. 軽症者と無症状者の自宅や宿泊療養の基準は、退院の基準と同じにする。

対策

大阪;感染予防指針見直し

吉村知事は、マスクを着用すれば、距離を取らなくても感染は広がりづらいなどとする意見を踏まえ、一部の業種については、感染予防のガイドラインを見直す考えを示しました。

東京都、「感染防止徹底宣言ステッカー」発行

東京都は、都が策定した事業者向け感染拡大防止ガイドラインの徹底に取り組んでもらうことを目的に、「感染防止徹底宣言ステッカー」を発行する。事業者が感染拡大防止のために取り組むべきチェックリストをWeb上でチェックすることで、オンライン発行される。これにより、事業者が感染防止対策に取り組んでいることを示す目安とする。

中国・湖北省での抗体検査

・中国・湖北省の新型コロナウイルスの感染者が、実際に確認された数の30倍以上にあたる220万人にのぼる可能性があるとの研究結果が発表されました。これは、香港メディアが香港大学医学院の研究チームの成果として伝えたものです。研究チームが3月初めに湖北省からチャーター機で戻った香港出身の452人に、新型ウイルスへの感染歴を調べる抗体検査を行ったところ、3.8%の17人が抗体を持っていました。

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