5月27日コロナウィルス感染症の状況

投稿者: | 2020年5月27日

5月27日までの新型コロナウイルス感染症に関する状況を簡単にまとめます。

新型コロナウイルス感染症の発生状況

2020年 5月27日
国内感染者1万6678人 死亡者864人
海外感染者549万5061人 死亡者34万6232人

国内

・26日は、東京10人、北海道9人、神奈川3人、北九州市2人など合わせて30人の感染が新たに発表されています。
・25日、ブラジルから羽田空港に到着した10歳未満の女の子と20代から30代の男女の合わせて4人が、空港の検疫所で新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されました。

CTの方がPCR検査より感度が高い

CTによる検査の方がPCR検査よりも感度が高いです。しかも肺炎の治療にPCR検査は何も意味のない検査です。病院に肺炎の症状がある患者が送られてきたとします。すぐにCTを撮るべきかPCR検査をすべきかどちらでしょうか?PCR検査は精度70%程度しかありません。そんな検査をしていて患者をさらに重篤化させたら大変なミスです。真っ先にCTを撮っていれば、肺炎が侵されているか病気がどの程度進んでいるか治療に必要な情報を正確に得ることができます。

実際には、PCR検査で陰性と判定された方でも別な病気の疑いでCTスキャンを撮ったら新型コロナウィルスが判明したという事例は海外でも多くあります。

  1. 肩を怪我した患者が来て、傷が肺に届いていないかを確認するためにレントゲンを撮ったら肺炎だった。
  2. 転倒してケガをしたということでCTスキャンを撮った患者から肺炎が見つかった。
  3. 原因不明で失神した高齢者、糖尿病患者のCTを撮ったら新型コロナに感染していることが分かった。

このような事例は非常に多いのです。だから、PCR検査をしなかったので死亡者が増えたと言うようなことはありません。なぜなら日本の病院では重症化の恐れのある患者には必ずCTかMRを撮っているからです。

 

海外

・累計感染者数が26日、米ジョンズ・ホプキンス大学の集計で550万人を超えた。

・新型コロナウイルスに感染して死亡した人は、世界全体で30万人超報告されている。しかし、実際の死者数はさらに多い可能性がある。今年の死者数を例年の平均と比べると、新型コロナによる死者だけでは埋まらない差があるためだ。

・英国で新型コロナウイルス感染症による死者が26日、4万7000人を突破した。

韓国

・26日の新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)による感染者が19人増えたとのこと。ただ、この国の検査は雑、不衛生、失業者による検査、検査キットの精度に問題がある等の理由で検査結果に疑問が残こります。へたな人が検査すれば失敗も増えます。
・小児奇病(小児・青少年多器官炎症症候群)”の疑い事例が韓国で2件発生した。
・新型コロナウイルス対策のための自宅隔離措置に違反し、感染症予防法違反の罪に問われた男性被告(27)に懲役4月の実刑判決を言い渡した。
 被告側は「刑が重過ぎる」として控訴する方針。

 

医療

新型コロナウィルス感染症の症状

基本は呼吸器疾患

新型コロナウイルス感染症は、まず呼吸器疾患の症状を呈する。ウイルスは鼻、のど、肺の細胞に侵入して複製を開始し、インフルエンザのような症状を引き起こします。肺炎に進行したり、最悪の場合、肺に穴をあけることもあります。

サイトカインストーム

一部の患者では免疫系が異常をきたし、大量のサイトカインが放出されます。サイトカインとは、免疫細胞を感染した現場に駆けつけさせる、防犯アラームの役割をするタンパク質です。ところが、あまりにも多くのサイトカインが放出されると、免疫細胞は出会ったものを軒並み殺しはじめます。「サイトカインストーム」と呼ばれるこの反応は、大規模な炎症を引き起こして血管を傷つけ、肺胞に体液が浸み込んで呼吸不全を引き起こします。サイトカインストームが肝臓や腎臓を損傷すれば、多臓器不全が起こります。

心臓に感染

入院した患者の約5人に1人の心臓に、何らかの損傷が生じていたことが明らかになりました。この感染症は呼吸器疾患であるだけでなく、心血管疾患でもあるのだろうかという疑いがもたれるようになってきています。

大量の血栓、透析装置も詰まらせる

多くの患者に多数の血栓が見られます。異常な血栓ができる要因を3つ

  1. 血管の損傷;感染症などで血管の内膜が傷つくと、凝固を促すタンパク質がそこから放出される。
  2. 血流の停滞;病院などのベッドに長く横たわっていても、血栓ができることがある。
  3. 固まりやすくなった血液;遺伝性疾患や全身の炎症のせいで、血小板や傷を修復するその他のタンパク質が増えれば、血は固まりやすくなる。

新型コロナウイルス感染症では、この3つの要因すべてが関与しているとのこと。サイトカインストームが原因であるとの仮説もあります。

川崎病のような症状

新型コロナウイルス感染症と診断された子どもに、川崎病の症状の一部またはすべての症状が見られたという報告が相次いでます。新型コロナウイルスに感染した子どもの川崎病に似た症候群の原因はまだ分かっていません。

検査するほど感染者が増える理由

インフルエンザは発症すると高熱が出ます。それに対して新型コロナは1~2週間程度は無症状です。新型コロナは体内でのウィルスがゆっくり増加するので症状が出ていないのです。インフルと新型コロナに発症した時のウィルスの増加は次のグラフのようになります。

インフルエンザの抗原検査は発症してから12時間は必要と言われています。それに対して新型コロナウィルスPCR検査キットの精度を最も高めるためには発症から10日から11日必要とされています。あわてて検査していることが間違っているのです。

「検査・検査・検査」の2つの誤り

  1. 図からも分かるように新型コロナウィルスの検査はインフルエンザより少ないウィルスの段階で検査することになります。それを検査キットで検出するためには感度を上げる必要があります。そのため、PCR検査キットで検査をすると「擬陽性」の判定が増えてしまいます。
  2. ほとんどの検査が検査に必要なウィルス増加ラインを超えていない段階で行っているために検査結果が正確に出ません。早期に検査をしてしまえば、ウィルスが少なく感度が落ちるために「偽陰性」の判定が増えてしまいます。感染していても「陰性」と判定されてしまう患者を検査で作り出しているのです。

PCR検査で感染者を見つけ隔離しようとすると、感染者を「陰性」と判断してしまう間違いが発生し、逆に感染が拡大してしまうのです。

 

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