5月26日コロナウィルス感染症の状況

経過と近況

5月26日までの新型コロナウイルス感染症に関する状況を簡単にまとめます。

新型コロナウイルス感染症の発生状況

2020年 5月26日
国内感染者1万6655人 死亡者855人
海外感染者543万5789人 死亡者34万5442人

国内

東京で8人、北九州6人、北海道2人、神奈川1人など合わせて21人の感染が確認されました。毎週月曜日に発表される感染者数は少ないので、不安の残る緊急事態宣言解除となりました。
今までは新型コロナウイルスから逃げて、隠れて生活していたのですから、感染者が減少して当然ですが、これからはウィルスと遭遇する機会も増える。緊急事態宣言を解除したと言うことは、安全になったということでなくより危険になったので一層の非感染努力が必要となります。

今の国民の立場は、成長し社会でに出た「三匹の子豚」と言ったところです。狼に食べられないように賢く生きてい行く必要があります。

WHO=世界保健機関は、日本の新型コロナウイルスの封じ込めについて「成功している」と評価する一方で、今後も「今後も感染者の発見、追跡、治療、隔離を続けていかなければならない。」などの措置を続けていく必要があるという考えを示しました。」上から目線の物言いで、これが高額な支援金への返礼だと思うとむかつく。

 

海外

感染者は、世界全体で540万8301人、亡くなった人は34万5104人となっています。

この結果は人災です。何が間違っているのか!

インフルエンザは発症すると高熱が出ます。それに対して新型コロナは1~2週間程度は無症状です。新型コロナは体内でのウィルスがゆっくり増加するので症状が出ていないのです。インフルと新型コロナに発症した時のウィルスの増加は次のグラフのようになります。

インフルエンザの抗原検査は発症してから12時間は必要と言われています。それに対して新型コロナウィルスPCR検査キットの精度を最も高めるためには発症から10日から11日必要とされています。あわてて検査していることが間違っているのです。

「検査・検査・検査」の2つの誤り

  1. 新型コロナウィルスの場合、ウィルスの増加が極めて緩やかなため、検査キットで検出するためには感度を上げる必要があります。そのため、PCR検査キットで検査をすると「擬陽性」の判定が増えてしまいます。
  2. ほとんどの検査が検査に必要なウィルス増加ラインを超えていない段階で行っているために検査結果が正確に出ません。早期に検査をしてしまえば、ウィルスが少なく感度が落ちるために「偽陰性」の判定が増えてしまいます。感染していても「陰性」と判定されてしまう患者を検査で作り出しているのです。

「検査・検査・検査」とPCR検査で感染者を隔離しようとすると逆に感染が拡大してしまうのです。

 

対策

緊急事態宣言の全国がなされた。制限で苦しむお店や中小企業を思うと一刻もはやく解除したいところであるが、まだウィルス感染も続いており経済再生と感染防止策をバランスよく両立させる必要があります。感染予防がなおざりになれば第二派の到来も予想される厳しい船出となりました。

医療

治療薬候補アビガンについて、政府が月内の薬事承認を断念する見通しであるとのこと。

医療新興企業アンジェス(大阪府茨木市)は、大阪大と共同開発している新型コロナウイルスのワクチンについて、国の承認を得るための治験を7月にも始める方針を決めたと発表しました。

 

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