5月25日コロナウィルス感染症の状況

新型コロナワクチン 経過と近況

5月25日までの新型コロナウイルス感染症に関する状況を簡単にまとめます。

新型コロナウイルス感染症の発生状況

2020年 5月25日
国内感染者1万6628人 死亡者851人
海外感染者531万1089人 死亡者34万
2104人

国内

東京都、新たに14人の感染していることが確認されました。都内で1日に感染が確認された人が10人を超えるのは3日ぶりです。北海道は6人、神奈川5人全国で合わせて42人の感染が発表されました。

 

海外

1日で10万6000人の感染が新たに確認されました。世界全体での感染者数は500万人に近づきつつあり、2週間で100万人の感染者増となっています。
日本の政府の対策は世界からもマスコミからも批判されているが、日本の対策を批判する考え方の方が間違っていることが明らかです。誤っているからこそこれだけの感染者と死亡者が出てしまっているのです。正しさを貫けば、かっこいいことを言う野党やマスコミの餌食になることは分かっていても、大義を忘れず対策に取り組んでほしいものです。

大量の死亡者がでる。この結果は人災です。何が間違っているのか!

インフルエンザは発症すると高熱が出ます。それに対して新型コロナは1~2週間程度は無症状です。新型コロナは体内でのウィルスがゆっくり増加するので症状が出ていないのです。インフルと新型コロナに発症した時のウィルスの増加は次のグラフのようになります。

インフルエンザの抗原検査は発症してから12時間は必要と言われています。それに対して新型コロナウィルスPCR検査キットの精度を最も高めるためには発症から10日から11日必要とされています。あわてて検査していることが間違っているのです。

「検査・検査・検査」の2つの誤り

  1. 新型コロナウィルスの場合、ウィルスの増加が極めて緩やかなため、検査キットで検出するためには感度を上げる必要があります。そのため、PCR検査キットで検査をすると「擬陽性」の判定が増えてしまいます。
  2. ほとんどの検査が検査に必要なウィルス増加ラインを超えていない段階で行っているために検査結果が正確に出ません。早期に検査をしてしまえば、ウィルスが少なく感度が落ちるために「偽陰性」の判定が増えてしまいます。感染していても「陰性」と判定されてしまう患者を検査で作り出しているのです。

 「検査・検査・検査」とPCR検査で感染者を隔離しようとすると逆に感染が拡大してしまうのです。原始的でも感染者と接触し感染の疑いのある人はすべて隔離するぐらい徹底しないと感染を押さえることはできません。

 

対策

政府は、東京など首都圏の1都3県と北海道で継続している緊急事態宣言を解除する方針を固め、25日開く諮問委員会に諮ることになりました。これにより、緊急事態宣言は全面的に解除となる予定です。これは、「直近1週間の新たな感染者数が10万人当たり0.5人程度以下」等を考慮し宣言解除の目安に達していると判断したので解除へ踏み切るとのこと。

解除は「長い戦いのスタート

 緊急宣言の間はコロナから逃げ隠れていたのですから感染を避けることができました。しかし、今後感染状況をモニタリングした結果より安全と判断すると制限解除が進みます。ウィルスに遭遇する確率が高まります。再び感染が拡大することも考えられます。さらに気を引き締めて「新しい生活様式」を実践して行く必要があります。日本人が「新しい生活様式」が習慣化できないと感染拡大の第2派がくる恐れがあります。その場合、こんな流れになります。

① 制限解除した後、常時感染状況をモニタリングします。
② モニタリングの結果感染拡大の傾向が見られるようになると、アラートで知らせます。
③  不幸にして感染拡大が進んでしまった場合、再び行動制限の要請を行う。

 日本人が「新しい生活様式」の習慣化ができるようになるまで、制限と解除が繰り返される悪循環となってしまいます。

制限が解除されれば市民の一層の感染対策が求められます。

 


コメント

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