健康的なライフスタイルを身に付けよう；生活編

　「新しい生活様式」と言われても、生活にいろいろ制約があって息が詰まると言いたいですね。でも、あなたのわがままや注意力散漫な生活に悲鳴をあげているのはあなたの体です。

　新型コロナウィルスは、健康であれば重症化することはありません。今がチャンスです。健康に良くない誤ったライフスタイルを見直し、正しい健康的なライフスタイルを手に入れましょう。

まめに手洗い 手指消毒

手には、目には見えないウィルスがいっぱいついています。 その手で顔を拭ったり、食事を食べたりするとウィルスに感染してしまいます。手を洗うことは感染予防の基本です。 正しい手の洗い方をマスターして、習慣づけましょう。

石鹸と流水で手を洗う

　手を洗うのは「トイレの後」「学校や職場についた後」「家に帰った後」「遊んだ後」「ペットにさわった後」、もちろん「食事やおやつの直前」も。「料理の前」「掃除や洗たくの後」など、お手伝いの時も忘れずに必ず石鹸でしっかり手を洗いましょう。

手洗いは30秒程度かけて水とせっけんで丁寧に洗うこと、
正しい手の洗い方はこちら　→→→手の洗い方

　

せきエチケットの徹底

　咳やくしゃみを人に向けて発しないように人前で気を付けることを咳エチケットと言います。

新型コロナウィルスをはじめとして、咳やくしゃみの飛沫により感染する感染症は数多くあります。 「咳エチケット」は、これらの感染症を他人に感染させないために、咳・くしゃみをする際に、マスクやティッシュ・ハンカチ、袖を使って、口や鼻をおさえます。

特に電車や職場、学校など人が集まるところで実践することが重要です。

３つの正しい咳エチケット

１　マスクを着ける。（口と鼻をおおう）

　マスクをつけるときは取扱説明書をよく読み、正しくつけましょう。

　鼻 からあごまでを覆い、隙間がないようにつけましょう。

２　ティッシュ・ハンカチで口・鼻をおおう。

　マスクがなくて咳やくしゃみが出そうになった場合は、ハンカチ、ティッシュ、タオル等で口を覆いましょう。

　ティッシュ：使ったらすぐゴミ箱に捨てましょう。

　ハンカチ　：使ったらなるべく早く洗いましょう。

　咳やくしゃみを受け止めた手は、すぐに洗いましょう。

３　袖で口・鼻を覆う

　マスクやティッシュ、ハンカチが使えない時は、長袖や上着の内側で口・鼻を覆いましょう。

　素手で咳やくしゃみをおさえると、その手で触ったドアノブなどに菌やウイルスが付着し、他の人に病気をうつす可能性があります。

悪い例

１　せきやくしゃみを手でおさえる

　せきやくしゃみを手でおさえると、その手で触ったドアノブなど周囲のものにウイルスが付着します。

　ドアノブなどを介して他の人に病気をうつす可能性があります。

２　何もせずにせきやくしゃみをする

　せきやくしゃみをするとき、しぶき が 2m ほど 飛びます。

　しぶきには病原体が含まれている可能性があり、他の 人 に病気をうつす可能性があります 。

　

こまめに換気

　「飛沫感染しかしないのになぜ喚起するひつようがあるの？」と疑問に思う人がいるかと思います。飛沫はやがて落下します。しかし、飛沫の中には、重くてすぐに落下するものもあれば、軽くしばらく空気中を漂うものもあります。呼吸や声を出すことで出る飛沫は軽いです。この軽い飛沫は、相手の顔に付いたり、マスクの隙間を通って感染したりします。咳やくしゃみで出る飛沫よりも要注意です。

　換気することで、漂う飛沫に含まれるウイルスは薄まり感染リスクを抑えることが出来るのです。

身体的距離の確保（ソーシャル・ディスタンス（社会的距離））

　コロナウイルスの感染が拡大している現在、「ソーシャル・ディスタンス（社会的距離）」という言葉が新たに注目を浴びています。もうどこでも既に実践されているようになりましが。

これは、他人との距離を２メートル保つことで、濃厚接触を避け感染を防ぐ目的のためです。

　買い物に来た市民は、マスク着用はもちろんのこと、距離を十分に空けて列に並んでいます。

席にテープを貼り部分的に使用を禁止し、座っている人同士の距離を保てるようにしています。